競合製品よりコンパクトなカードサイズ
次にカードについて。さすがにエンスージアスト向けまでカバーするとそれなりのサイズにはなるのだが、300Wということもあって、競合製品と比較するとコンパクトであることを強くアピールした。
ファンの騒音はフル稼働時でも37dBに抑えたとしており、全長も一般的、通常の8ピンケーブルが利用できるとし、放熱もコンサバティブな形で行なわれるとする。電源も650~750Wのもので済むとされ、また水冷キットもOEMから用意されるとしている。

全長は10.5インチ(266.7mm)。これも、独自設計で巨大なサイズの製品を出すメーカーがあるので油断はできないが、このサイズで収まるのは正直助かる。カードベンダーもこれを維持してくれると助かるのだが

現時点ではekwbには対応水冷キットが掲載されていないが、これはRadeon RX 6000シリーズの発表にあわせて掲載されるのだと思われる

この連載の記事
- 第703回 音声にターゲットを絞ったSyntiant AIプロセッサーの昨今
- 第702回 計52製品を発表したSapphire Rapidsの内部構造に新情報 インテル CPUロードマップ
- 第701回 性能が8倍に向上したデータセンター向けAPU「Instinct MI300」 AMD CPUロードマップ
- 第700回 インテルが10年先を見据えた最先端の半導体技術を発表 インテル CPUロードマップ
- 第699回 Foveros Directを2023年後半に出荷 インテル CPUロードマップ
- 第698回 ARA-2の開発を進める謎の会社Kinara AIプロセッサーの昨今
- 第697回 CPUとDSPを融合させたChimeraはまさに半導体のキメラだった AIプロセッサーの昨今
- 第696回 第4世代EPYCのGenoaとBergamoの違いはL3の容量 AMD CPUロードマップ
- 第695回 遅延が問題視されるSapphire Rapidsは今どうなっている? インテル CPUロードマップ
- 第694回 メモリー帯域を増やして性能を向上させたRDNA 3の内部構造 AMD GPUロードマップ
- 第693回 大幅にダイサイズを縮小できたRDNA 3のチップレット構造 AMD GPUロードマップ
- この連載の一覧へ