最新パーツ性能チェック 第318回
小型ベアボーンPCにおけるゲーミング性能の限界をぶちやぶれ!
ビデオカードが入るNUC 9 Extremeを検証!RTX 3070の外付け魔改造も試す
2020年10月29日 22時00分更新
CPUは独自モジュール「Compute Element」で実装
無事開封の儀が終わったところで、まずは外観や内部構造をチェックしていこう。
従来のNUCはシステムボード上にCPUを直接はんだ付けしており、ボード1枚で機能が完結していた。しかし、NUC 9 Extrme KitではCPUやチップセットをあらかじめ組み込んであるカード型のモジュールユニット「Compute Element」を、シャーシ内のベースボードにあるPCI Expressタイプの専用スロットに差し込むことで動作させている。
Compute ElementにはSO-DIMMスロットやM.2スロットを備え、メモリーやストレージを搭載できる。また、ベースボードには別途PCI Express×16スロットやM.2スロットが用意されており、こちらにビデオカードなどを装着することで機能拡張できる。
メモリースロットは最大容量64GB、DDR4-2666をサポートするSO-DIMMスロット×2を用意。SSD搭載用のM.2スロットはCompute Element側に2基(PCI Express 3.0×4またはSATA 3.0接続)、ベースボード側に1基(PCI Express 3.0×4接続)備え、計3基のM.2 SSDを接続できる。小型ながらも拡張性は十分と言える。
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