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最新パーツ性能チェック 第292回

レイトレーシングがもたらすヴァニラにはない華やかさ

Minecraft with RTXベータ版をGeForce RTX 20シリーズ5本で検証

2020年04月19日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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6つの専用マップをダウンロードして遊ぼう

 次は必須マップのダウンロードだ。まずはマーケットプレイスへ移動し、NVIDIAが無償で提供しているRTX対応マップ(6つ)を全部ダウンロードしよう。なお、現段階ではこれらのどれかを読み込まなければ、レイトレーシングは有効にできない。現状、完全新規ワールドではレイトレーシングを有効にできないが、それは物理ベースマテリアルを使ったリソースパックのリリースなどで対応するのではと筆者は予想している。とりあえずは提供された6種類のマップを楽しむことから始めよう。

Minecraft with RTX betaを起動すると、「オプション」の中にある「Advanced Video」にレイトレーシング関連の設定が詰まっていた。「DirectX Ray Tracing」、つまりレイトレーシングのスイッチは、RTX対応マップを読み込むまでオンにすることはできない

NVIDIAはレイトレーシングの凄さを体験してもらうために、名だたるMinecraftクリエイターが手がけたRTX対応マップ6種類をMinecraftのマーケットプレイスで無償公開している

Minecraft with RTX betaのメインメニューからマーケットプレイスへ進み「レイトレーシングの世界」を始めとする「作者:Nvidia」のクレジットのついたマップを全部ダウンロードしよう。無償なので追加費用はかからない

世界を「新しく作る」でゲームを始める時に、ダウンロードしたRTX対応マップのどれかをテンプレートとして選択しよう。UIの都合上全部表示しきれないので、あふれたぶんは「詳しく見る」をクリックすれば見られる

RTX対応マップはゲームのモード(サバイバル/クリエイティブ/アドベンチャー)やパラメーターを変更できないようデフォルトでロックされている

RTX対応マップでゲームを始めると、「DirectX Ray Tracing」と「Upscaling」(DLSS 2.0)のオン・オフが可能になる

 Minecraft with RTX betaでは、レイトレーシングのオンとオフを「;」キーで随時切り替えられる。ただし、ベータ版のせいか切り替え時に落ちることもままあるため、そこだけは注意しておきたい。

レイトレーシングをオンの状態。床に置かれた彫像風のオブジェの台座から漏れる光が壁や天井を照らす様がリアルだ

キーボードの「;」キーを押すとレイトレーシングのオン・オフが切り替わる。これがいわゆるヴァニラ(=何も入ってない)状態のMinecraftの描画というわけだ

現段階ではRTX対応マップのそれぞれに専用のリソースパックが割り当てられている

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