インスタントカメラとは思えない驚異的なランニングコスト!
たった1日の間に、感熱ロールペーパーで数十枚以上の写真印刷をしてしまったが、まだまだ最初に付属していた感熱ロールペーパーの一巻目も使い切っていない。実際に写真印刷された感熱紙の長さを測ってみると、一律に1枚10.5cmの長さ(幅)だった。あいにく付属の感熱ロールペーパーは全長の記載がなかったので、別の方法でランニングコストの概算を出してみた。
筆者は、以前このコラムでもご紹介したPAPERANG-P2(https://ascii.jp/elem/000/001/743/1743455/)を今も愛用中だ。それに家族も初代の「PAPERANG」を使っているので、両者で共用出来るコクヨの「感熱ロールペーパー」(58mm幅・外形30mm:長さ11m)の5巻パックを購入している。エクスプローラの付属品より、幅が1mm大きな58mmタイプだが問題なくエクスプローラにも収まった。
この幅58mmの感熱ロールペーパー、お店にもよるが、安いところではパッケージあたり税込みで1100円くらい。単純計算すれば、1ロール(11m)で約104枚、1パケージ(5巻)で520枚の写真印刷か出来ることになる。写真1枚当たりの単価は、なんとたったの2円少々だ。エクスプローラに収納するにはロールの直径が30mm以下でないと入らないが、自分で入るサイズに巻き直すつもりならもっと安い感熱ロールペーパーも見つかった。
同じ58m幅だが直径はなんと80mmと巨大。長さはさすがに1巻63mだ。この5巻パックがなんと640円だった。これなら単純計算で写真印刷1枚当たりなんと0.2円になってしまう。もはやランニングコストをどうこういう世界ではないだろう。
この手のガジェットの目的はいつもただ一つ、ランニングコストを気にすることなく、見せる自分も、見てくれる相手も、同時に一瞬で、一緒に居る時間を共有して楽しめることだ。エクスプローラは、会った瞬間に「パシャ」&「ジ〜」で「大人モノクロ」の世界を楽しめる「大きな子供用」の最新ガジェットだ。
今回の衝動買い
アイテム:キッズカメラ「Explore(エクスプローラ)」
・購入:Amazon USA
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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