電極はカートリッジ式
先端の黒い部分は電極が入っているカートリッジです。
実物のカートリッジには2つの電極と発射用の圧縮窒素が収められています。発射するとカバーが吹き飛び、ワイヤーがつながった電極を射出。同時に、紙吹雪のような小さなタグも2、30個放出されます。これはカートリッジのシリアルナンバーが印刷されたAFID(anti-felon identification)という銃識別タグで、その場に撒き散らすことにより、使用したユーザーを特定できるようになっています。犯罪に使われるのを防止するのが目的です。
ダミーに付属するカートリッジは中身はもちろん空っぽですが、脱着はできます。
拡張グリップ&予備カートリッジ付きを買ったのでカートリッジは2個あり、さらに別売の発射状態を再現したカートリッジも購入しました。
発射状態のカートリッジは発射直後を再現しています。電極が射出されワイヤーが12、3cm伸びた状態になっていて、まさに、撃ちました! という一瞬。発射したところのシチュエーション写真を撮るには最適というか必須アイテムです。
実物の電極は、一般向けモデルで5フィート(約1.5m)、警察などの法執行機関向けのモデルでは10フィート(約3m)届くそうです。
シールを貼るだけで完成です
実物ではグリップの中にバッテリーが入っていて、拡張グリップ付きダミーは、カートリッジホルダーが付いたバッテリーを差し込んだ状態を再現しています。
カートリッジホルダーには予備のカートリッジを取り付けられます。これも、もちろん脱着可能。
各部に貼り付けるシールも付属しています。切れ目が入っていないので、カッターなどで切り抜いて貼り付けます。貼る場所はグリップの左右とボディーの左右、そして下面に2枚。グリップのシールは形が複雑なので、切り抜くのがちょっと大変でした。破いてしまわないように、落ち着いてゆっくりやるのが吉です。
引き金や安全装置は別パーツになっていますが、接着されているので動きません。できるのはカートリッジの脱着のみ。モデルガンなどと違って、完全なダミーです。
ディテールアップをしても面白いかも
実物はカートリッジを外して本体の先端を対象者に押し付けると、普通のスタンガンとして使うこともできます。引き金を引きっぱなしにするとその間ずっとバチバチとなるんですが、その時、あと何秒使い続けられるかというカウントダウンタイマーが付いています。
実物ではうしろの黒い部分に2桁のLEDが入っていて、カウントダウンタイマー兼バッテリー残量メーターになっています。カウントダウンで一旦ゼロになったら引き金を戻すとチャージが開始され、また使えるようになるらしいです。
ここにLEDを埋め込んだり、引き金や安全装置が動くようにしたりといったディテールアップをしてみても面白いかもしれませんね。
ワタシも普段なら改造に走りがちなんですが、今回はいじりません。ホルスターに入れておくつもりで買ったので、これで十分ですから。あっ、ホルスター買わないと!
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