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松本典子の「Azure Logic Apps」超入門 ~AI編~ 第7回

年末のお買い物、買い忘れ防止に! Google ToDo+Pushcut+Logic Appsで作る

「指定した場所に近づくとスマホに買い物リストを通知する」仕組みを作ろう

2019年12月23日 08時00分更新

文● 松本典子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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1. Google ToDoの登録と設定

 それでは順に設定していきましょう。まずは「Google ToDoリスト」を利用して買い物リストを作成します。Googleアカウントがあれば、スマホアプリもありPCからでも利用できるので思いついたときに登録しやすいかと思いますし、Logic Appsにもコネクタがあるので便利です。

 リスト名を「日用品」などわかりやすい名前で作成し、そこに「新しいタスク」として買いたいものを登録します。もちろん買いたいものは複数でもかまいません。Google ToDoの準備はこれだけで完了です。

2. Azure Logic Appsの準備

2-1. Azure Logic Appsを新規作成する

 次にAzure Logic Appsの準備です。はじめに「新規のLogic Apps」を作成します。

 Azure管理ポータルの左メニュー項目「+リソースの作成」→「Web」をクリックすると、項目に「Logic Apps」が表示されます。Logic Appsの新規作成方法は以前の記事を参考にしてください。

Pushcutコネクタとデバイスの認証

2-2. Pushcutコネクタの設定(トリガー)

 Logic Appsを新規作成したら「Logic Appsデザイナー」画面が開きます。「テンプレート」から「空のロジック アプリ」を選択して、新規ワークフローを作成します。

 ここでは、ワークフローのトリガーとなるPushcutコネクタを設定します。「コネクタとトリガーを検索する」に「Pushcut」を入力し、表示されるPushcutコネクタを選択します。

 「サインイン」をクリックするとQRコードが表示されます。iPhoneでPushcutアプリを起動し、「Account」内にある「Scan Code」をタップしてカメラでQRコードをスキャンすると、iPhoneがデバイス認証されます。

Pushcutコネクタの設定(トリガー)

 デバイスの認証が終わったら「Action Name」にわかりやすい名前を入力します。筆者は今回「buy-list」としました。

 ここまで設定できたら、画面上部の「保存」をクリックしていったん保存しておきます。次にPushcutアプリ側の登録・準備を行います。

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