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魅惑の軽スポーツ「ホンダ・S660」で遊ぼう第6回

ホンダ・S660はデートカーたり得るのかを検証した結果

文●栗原祥光 撮影●栗原祥光

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オープンカーの助手席は女子にはキツイ

 屋根を閉め、今回の企画意図を説明したところで、率直な感想を聞いてみました。開口一番「風で髪が乱れないとおっしゃいますけれど……、私は、これから撮影ということもあるので、オープンカーはメチャメチャに気を張りました。だって髪乱したくないもん。クリスマスのレストランデートとかで、彼氏がオープンカーに乗ってきたら女の子は厳しいじゃないかな。ハハハッ。デートって女の子は目一杯のオシャレをしてきますから。それにコンタクトとか乾いちゃいますよ」とオープンカーデートはお気に召さない様子。

 コンタクトの問題は、オープンカーに限らずエアコンの送風口でも同様の問題が起こります。というのも美環さんに限らず、女性モデルを同乗しての取材をした際、車内撮影の度に「なんで送風口が変な方向に向いているんだろう。エアコンが寒かったのかな?」と疑問を持っていたのですが、どうやら女の子は風が当たってコンタクトが乾くのを避けているようなのです。いっぽう男性は冷風が結構強めに当たるのを好む方が多く、筆者もその一人。左右独立式ではないクルマの場合、エアコン設定には気をつけたほうがよさそうです。

1個しかないペットボトルホルダーは女性に譲りましょう。ですが、いざ取ろうとすると窮屈な態勢になります。ちなみに筆者、使ったことはありません(いつも助手席に放り投げています)

 さらに「私イルミデートの何が楽しいのか分からないんですよ~。18歳だから未だ早すぎるのかな(爆笑)」と女の子はイルミが大好きという私の固定概念まで大崩壊。女の子はイルミデートでキュンキュンするんじゃないのか? 東〇Walkerさん!(最近のイルミ特集ではそういう言葉は使いませんけれど)。

 とどめとばかりに「オープンカーで迎えに来たら屋根をそっ閉じしますよ」と、この自称18歳は、男子の夢を全力でぶち壊しにかかってきます。この破壊力や恐るべしです。

 ドラマのワンシーンでオープンカーで海沿いデートってあるじゃない? という事を話していると、話題はいつしか青春ドラマのワンシーンに。「よくドラマとかで、男子が女子をバイクで迎えに行って、男子がヘルメット投げて「乗れよ」とかいうシーンがありますけれど……。バイク女子の子たちと話をすると、そのヘルメット、サイズが合っているのか? とか、ショウエイとかアライじゃないのかとかで、私が彼氏だったら彼女にサイズのあっていないヘルメットや半ヘルは被らせないっす!」と、なかなか手厳しいご指摘まで飛び出します。そして「そんなドラマがあるから、男の子は変な勘違いをしちゃうんっすよ」とドリーマーな私にメンタルは完全にトドメを刺しにきました。

 トークの導火線に火がついた美環さんは、「仕事で編集さん達とクルマ移動することが多いのですが、車内でタバコを吸う方がいらっしゃるんですよ。吸われる際「窓を開けていい?」とお断りをされるのですが、イヤですって言いづらいじゃないですかぁ。で、窓を開けられて吸われると……タバコの煙はやってくるし、髪の毛は乱れるし。車内でタバコを吸わないでほしいですし、窓も開けないでほしいです」とのこと。勝手に女の子の座っている窓を開けるのは厳禁ですぞ。暑くても窓は開けずエアコンも弱め、これがドライブデートのようです。

オープン状態のS660を一人で運転してみたい

 では女子にとって、どのようなクルマの助手席がよいのでしょう? もちろん人それぞれでしょうが、美環さんの希望は「大きくて乗り心地がいいクルマがいいッスね。あとちゃんと荷物が乗るクルマ。もちろん言うまでもなく屋根があるクルマ(笑)」ということで、私が提唱した「S660は究極のデートカー理論」とは真逆の、いわゆるSUVのような車をご所望。

 もっとオープンカーが増えればいいのにと常日頃思っているのですが、我が国のオープンカーがS660のほか、ダイハツの「コペン」、そしてマツダの「ロードスター」の3台しか存在しない理由が、なんとなくわかった気がしてきました(カブリオレモデルとかもありますが)。

 その一方「このクルマをオープンにして一人で走るのは楽しいだろうなぁとは思うっす。一人だったらオシャレとか全然気にしなくていいですし。ノーヘルでバイクに乗る状態に近い感覚なのかな? ノーヘルでバイクに乗ったことないけれど(笑)。あとクルマが小さいので運転がラクそうですね」と興味津々だったのも確か。「もちろん、オープンカーでデートが好きな女の子はいるかもしれませんが、うーん……強いて言うなら、表参道はバイクでかっ飛ばしたいっす! 殿方にエスコートしてもらうのではなく、自分のペースで走りたいんですっ」とのこと。

 「オープンカーは助手席に乗るより運転したい」ということで、改めてS660は「おひとりさま軽スポーツカー」であることを実感するとともに、一度体験すると「運転してみたい」と思わせる訴求力があることを実感。「はやく免許を取って、お父さんのロードスターを運転してほしいな」と思いながら、美環さんを無事、次の目的地へと送り届けました。私のメンタルは無事ではありませんが……。

 ともあれ男性の皆様。女性が同乗する際は、エアコンの設定温度と風量、そして窓開けには十分に気をつけましょう。男性が気を使って「●●やってもいい?」尋ねても、女性は断りづらいそうですよ。あと、オープンカーデートはちゃんとお付き合いが始まってお互いを理解してからのほうが良さそうですね。

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