8GBが400円の時代に高付加価値な
「洗濯ばさみ型USBメモリー」を衝動買い
筆者は世界初のUSBメモリーの製品企画に少し関わった関係で、USBメモリーというハードが偏執狂的に大好きだ。
自宅の引き出しに多数入っているほとんどのUSBメモリーは品質的にはまったく問題なく利用できるが、外部記憶装置としてはまったく使っていないモノが99%だ。
感覚的には、変わった形状のUSBメモリーや小さいモノ、薄いモノ、大容量のモノ、キャラクターモノ、ドヤ顔できるモノなど、いろいろなUSBメモリーをコレクションしている。
一世風靡して市場の広がりすぎたUSBメモリーは、ガジェット&キャラクター化とコンパクト化、大容量化と、大きくは3つに分岐しているように感じる。
その容量に関しても、ユーザーの意見は分かれてきているように感じる。たとえば筆者のふだんの生活において、1TBという容量はまず絶対に必要ない。たまに商品企画のプレゼン用に気合いが入り、動画入りのパワーポイント文書を作っても、せいぜい数十MB程度。クラウドストレージサービスが進化した現在、感覚的にはUSBメモリーを一時的な持ち歩き用データのローカル保管エリアと考えるなら、容量は4GB程度でまったく不自由はない。
そんな筆者が、8GBのUSBメモリーが数百円以下という時代に、またしても8GBで3000円近いUSBメモリーを衝動買いしてしまった。
購入したのは、なんと“洗濯ばさみ型”のヘンタイUSBメモリーだ。業界関係者なら見たこともあるかもしれないが、この怪しげな洗濯ばさみ型USBメモリーは角川アスキー総研の遠藤諭氏がなぜか愛用しており、いつも持って神保町あたりをフラフラとしている。
以前から私も欲しいと思っていたが、そのまま真似するのもシャクに障るので、今まで買わなかった。そんな洗濯ばさみ型USBが+αの新しいサービスを背負ってるのを見つけ、GB当たりの価格などはブッ飛ばして思わず衝動ポチをしでかしてしまった。
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