現地SIM不要、世界130ヵ国超で入国後即使える
Wi-Fiルーター「Solis X」を衝動買い
頻繁に海外渡航し、グローバルスマホや海外のSIMを常時持ってDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)しているビジネスピープルも増加している。たまに海外旅行や出張に行く人でも、SIMフリースマホを国内で調達して、渡航先の現地でSIMを買って利用することも珍しくない昨今だ。
個人旅行や単身出張の場合なら、ある程度空港での時間も自由になるので、到着後に空港などでもSIMの入手は簡単だろうが、団体旅行などでは空港での自由度や時間に制限のあることも多い。そんな時には、国内のネット通販でも海外SIMを販売しているので、事前購入して到着前の機内でSIMを交換しておくのも良いだろう。
単身ではなく家族やグループでの海外旅行なら、海外でも複数人数で共有して使えるWi-Fiルーターが今も人気だ。しかし、モバイルルーターそのものは安価だが、スマホと同様、やはり渡航先に応じた現地のSIMカードの手配は必須でめんどうだ。そのため、海外で使えて空港で貸出・返却のできる“海外Wi-Fiレンタルルーター”が相変わらず人気のようだ。
今回は、現地SIM搭載のSIMフリースマホとレンタルWi-Fiに押され気味ではあるが、世界中の130ヵ国以上、どこに行っても到着後即通信環境だけは絶対に確保できる安心のグローバルWi-Fiルーター衝動買いの顛末記だ。
実は今回の衝動買いに先立ち、昨年夏、世界中130ヵ国以上で入国後即使用できる「Skyroam Solis」と呼ばれるVirtual SIM搭載のグローバルWi-Fiモバイルルーターを衝動買いした。
先月末にまたしても西海岸で衝動買いしてしまった製品は、この後継機種である「Skyroam Solis X」と呼ばれる、よりコンパクトで機能拡張したグローバルWi-Fiルーターだ。
以前のSolisは“Virtual SIM”と呼ばれるeSIMを搭載したWi-Fiルーター+モバイルバッテリーだった。今回のSolis Xは、上面の直径が88mm、高さ23mmの薄型で底側の小さなアイスクリームカップ型だ。そして実測重量158グラムと極めてコンパクトな外観に生まれ変わった製品だ。
初代モデルのSolisは裏蓋を開けてセル型のバッテリーを絶縁しているテープを引き抜くことがユーザーの最初の作業だったが、今回のSolis Xからはユーザーはバッテリーにアクセスはできない。またSolis Xそのものも分解して中身を覗いたりできない構造となっている。
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