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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第617回

パナのミラーレス一眼「LUMIX DC-G99」で雨の日に猫を撮る

2019年06月29日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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雨が上がったのでとりあえず出てきたけど、というぼーっとした顔がいい。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

今回もLUMIX DC-G99で猫を撮る話しですが
雨が降っているのです

 前回に引き続き春の新製品、パナソニックの「DC-G99」で猫を撮ろうという話を続けるべく外へ出たのである。

うちの猫とG99。ミドルクラスでありながら防塵防滴で雨の日も持ち出せるので安心(ただし、雨中で撮るならレンズも防塵防滴なものを選ぶこと)

 だがしかし、梅雨どきなのだ。たまたま時間を作れたので猫に出会えるとある場所へ出かけたのだが、着いた途端に雨が降ってきてくださるとはさすが梅雨。猫は雨が嫌い。まあ多少濡れようが気にしない猫もいるけれども、基本的に雨が降ってる昼間はどこかの屋根の下で休んでるのである。

 ああ残念、と思ってうろうろしていると、使ってない物置が猫仕様になってたのである。もしやと思って覗いて見ると、雨宿りしてる猫を発見。

いつのまにか猫ハウスになっていた物置。使ってる猫が一匹下りました。レンズについた水滴がリアル。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

 誰がこしらえたのか知らないが、写真のようなことになってたのだ。ちなみに、猫の上に白くて丸いもやっとしたものが写ってるけど、これはレンズについた雨粒。低い位置から見上げたらついちゃったのだ。せっかくなので水滴を拭き取ってアップで。

雨宿り中の顔。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

 しばらくにらめっこしたのだけど、まあ、雨なので出てきてくれるわけもなく。G99はレンズキットのレンズも含めて防塵防滴設計なので多少雨に濡れても問題ないのだが、猫たちは濡れたくないよね。で、今日はしょうがないねってことで退散してコーヒー休憩。

雨が止んだ一瞬に猫が顔を出した!

 諦めて帰ろうかなと思いつつコーヒーを飲みながら窓の外を見ていると、道行く人たちがいつのまにか傘を差してない。これは雨が止んだか、ってことで雨雲レーダー系のアプリを見ると少しは持ちそうな気配。せっかくだからもう一度だけ行ってみようかと雨上がりの道を戻ると、さっき隠れてた猫がもう外に出てる。行動がはやい。しかも濡れた草とか舗装なんてものともせずって感じ。

濡れた地面や草についた水滴でわかる雨上がりの猫。でも雨が上がったのでとりあえず外に出てみましたって感じ。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

 面白いもんですな。こちらも雨で濡れた地面に這いつくばるのはちょっとアレなので(そのあと電車に乗って帰るのにお腹がびしょ濡れってのもはばかられるし)、モニターを開いてしゃがんだままローアングル撮影。それだと濡れるのは膝くらいですむ。さらに、どこで雨宿りしてたのか、ひょっこり現れたチャシロ。雨があがったので様子見に来ましたって感じ。

雨が止んだので出てきたけど、さっきまで寝てたからまだぼーっとしてる感じがいい。濡れた草の間を抜けてきたから毛並みもぺちゃ。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

 フェンスの向こうにもキジトラが登場。

雨が上がったとたんひょっこり現れたキジトラ。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

 このキジトラ、カメラ構えてしゃがんでるわたしを見つけるとひょこひょことやってきて足元で伏せて、おなかが濡れても気にならないようだ。

濡れたアスファルトと猫。こんな格好するからおなかはビショビショに濡れたわけだが、気にしないらしい。でも撫でたら去って行ってしまった。残念。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

防塵防滴のカメラとレンズを持っているなら
雨の日の撮影にチャレンジしよう!

 もう1匹現れたのが冒頭写真の猫。この猫も様子見って感じ。雨があがったとたんに出てくるとは面白いもんだなあと思っていると、また空から雨が落ちてきて、しかも徐々に本降りに。しょうがない、今度こそ退散するか、と帰ろうとすると、今日最初に出会った猫がとことこと帰って行くところに遭遇。

屋根のあるところに帰って行くキジシロ。実はこのときもう雨が降っていたのだ。2019年6月 パナソニック LUMIX DC-G99

 うん、やっぱ雨が降ったら屋根のあるところに戻るよね。雨の日に猫に出会うとか猫を撮りに行くって酔狂な人や、雨の中楽しそうに駆け回る猫なんてそうはいないだろうけど、雨でしっとり濡れた地面や水滴がついた草、屋根から落ちる水滴など雨ならではの湿度の高い光景ってのもなかなかよいものなので、防塵防滴なカメラと防塵防滴なレンズを持っている方は梅雨時のカメラ散歩もぜひ。

 そうそう、レンズフードは必ずつけること。少しはレンズに雨粒がつきにくくなるから。斜めからの余計な光をカットする他にもいろんなケースでレンズを保護してくれるのだ。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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