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かなり手ごろなマシンなので、用途を限定すればあって損はない1台

3万円台でモバイル用サブ機に最適な14.1型ノートPC、M.2 SSD増設でより快適に

2019年06月21日 09時00分更新

文● 柴田尚 編集●八尋/ASCII

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「Altair VH-AD3S」

 ドスパラで販売中の「Altair VH-AD3S」は、14.1型ディスプレーを搭載するモバイルノートパソコン。CPUにCeleron N3350を採用し、メモリーは4GB、ストレージは64GB eMMCという構成で、税別価格2万9980円(税込で3万2378円)という低価格を実現している。また、重量は約1.37kg、薄さはおよそ16.9mmで、サブ機のモバイル用マシンとしてもピッタリの1台だ。

 また、底面にSATA接続専用のM.2端子を搭載しているので、自由にストレージを増設できるのもポイントとなっている。前回前々回とAltair VH-AD3Sについて紹介してきたが、今回はベンチマークで実力を見ていこう。

用途を限定すればしっかり使える性能

  CPU単体の性能をチェックするため、CGレンダリング速度からCPU性能を調べる「CINEBENCH R20」を計測してみた。結果は、CPUコア単体で104cb、総合では185cbとなった。決してスコアは高くないが、2コア/2スレッドなので妥当な数字といえる結果だ。

CINEBENCH R20の結果

 ストレージの64GB eMMCドライブの速度を「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測した結果が以下のとおりとなる。「Seq Q32T1」の項目は多少微妙だが、総合的には一般的なHDDより速いといえる。また、参考までに今回M.2スロットに増設した240GBのSSD「WD Green WDS240G1G0B」(実売価格で4000円程度)の速度も掲載する。こちらはSATA接続のSSDとして十分な速度を出してくれた。

240GBのSSD「WD Green WDS240G1G0B」を搭載して、「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測してみた
基本ストレージのCrystalDiskMark 6.0.2の結果増設に使用した「WD Green WDS240G1G0B」のCrystalDiskMark 6.0.2の結果

 次に、「PCMark 10」でマシン全体のパワーをチェックする。総合スコアは1142となった。ソフトの起動やブラウザーでの描画の速度をチェックする「Essentials」は3026、WordやExcelといったアプリケーションの動作速度をチェックする「Productivity」では1808となっている。画像や動画の編集能力をチェックする「Digital Content Creation」は740と低いが、CPU内臓のグラフィックスを使用していることを考えれば十分であろう。

「PCMark 10」のスコア。価格やスペックを考えると妥当なのだが、やはり全体的に高いスコアではない。ただし、文書の作成やネット閲覧といった作業であれば十分

 オンラインゲームのベンチマークソフトで、3D機能をチェックする。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、グラフィック設定を「低品質」、解像度を「640×480」、表示方法をフルスクリーンにした場合では、スコアが3485で評価は「普通」となった。正直、ギリギリ動くといったところだが、文書作成といった作業を中心に行なうマシンであることを考えれば、出先でブラウザーゲームなどをちょっとプレーするといったことが可能なのはうれしい。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」のスコア

 一応、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒の反逆者」も計測。設定を解像度「1024×768」でフルスクリーンモードでチェックしてみたが、こちらはやはりスコアが1000で「設定変更が必要」と出てしまった。ゲームは軽めのMMORPGのレベル上げやブラウザーゲームがちょっと遊べるといった程度の認識がいいだろう。

「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒の反逆者」ベンチマークの結果

 最後に、バッテリーの保ち時間をbbenchによって計測する。本体側の設定は、電源モードを「よりよいバッテリー」に、輝度を25%にした。ソフト側は、キー入力と20秒ごとのWeb巡回を行なうよう設定。この状況で、およそ5時間20分ほど経ったところでバッテリーが5%となり自動的にシャットダウンされた。bbenchはヘビーな使用を延々行なっている状況であるため、使い方次第だがカタログスペックの駆動時間である約8.8時間しっかり駆動してくれるだろう。

外出時でもちょっと作業したいときに便利なモバイル用サブ機に最適

 Altair VH-AD3S、はCPUのCeleronとストレージのeMMCにより、消費電力と価格を抑えたマシンであることがわかる。それでいて、Officeソフトやブラウザーなどを稼働する外出先でのビジネス的な用途には十分なパワーを確保している。出先での仕事の作業や家庭でネットを見るためのサブマシンといった、役割をきちんと決めてそれに専念するのであれば低価格さも相まって気軽に購入し活用できる一台となってくれるだろう。

 ただし、基本のストレージが64GBなのはシステムだけで手一杯になってしまう可能性があるので、今回増設したように低価格なモデルでいいのでSSDの同時購入をオススメしたい。

試用機の主なスペック
機種名 Altair VH-AD3S
CPU Celeron N3350(1.1GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 500
メモリー 4GB
ストレージ 64GB eMMC
ディスプレー 14.1型(1920×1080ドット)ノングレア
内蔵ドライブ
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
インターフェース USB 3.0端子、microHDMI、マイク/ヘッドフォン出力端子、miniSDカードスロット
サイズ/重量 およそ幅333×奥行222×高さ15.9mm/約1.37kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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