COMPUTEX TAIPEI 2019のThermaltakeでユニークなPCケースを発見。リザーバータンク+ポンプを兼ねたDIY水冷専用のオープンフレームケース「Distro Plate Open Frame」だ。
Thermaltakeのオープンフレームケースといえば、COMPUTEX 2016で披露された「Core P5」とその下位モデル「Core P3」を思い出す。今回披露された「Distro Plate Open Frame」は、「Core P3」をベースにケース全体をリザーバータンク+ポンプとしたのが特徴だ。
タンク容量は不明ながら、CPUとビデオカードのデュアル水冷システムでも十分と思われるサイズ。リザーバータンクとポンプを取り付ける必要がないため、従来とは違った省スペースでDIY水冷システムを構築することもできるだろう。
「課題はケースの素材に使用しているアクリルの強度」(メーカー担当者)だが、スペーサーの取り付け方法を考えるなど、是非とも製品化したいと語っていた。

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