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COMPUTEX TAIPEI 2019レポート第49回

2つの使い方ができるPCケースなどギミック満載の新作を展示するLian Li

2019年06月10日 16時33分更新

文● ドリル北村/ASCII編集部

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 COMPUTEX TAIPEI 2019のLian Liブースには、ユニークな新型PCケースが多数展示されていた。ここでは日本でも人気が出そうな新製品を紹介しよう。

1つのケースで2つの使い方ができる
「Odyssey X」

 会場の目立つところに展示されていたのが、開発中の大型ケース「Odyssey X」だ。奥行き方向に長く取るパフォーマンスモードと、高さ方向に長く取るダイナミックモードという2つの使い方ができる。

2タイプの使い方ができる大型ケース「Odyssey X」

 モードによってサイドパネルの取り付け方が異なるため、強化ガラス採用のサイドパネルは、中央から2つに折れ曲がるようになっている。

通常のケースとして使うパフォーマンスモード

 パフォーマンスモードモードは、通常のPCケースと同じ使い方だ。フロントパネル側が正面、強化ガラス側面になる。筐体自体を90度回転させて使うダイナミックモードでは、強化ガラス側が正面になる。PC内部を見せたい人向けのモードというわけだ。

ケースを90度回転させて使うダイナミックモード。パフォーマンスモード時に底面だった部分にアクセスポートを移動させる。強化ガラスもやや二つ折りにした状態になるため、角度がついている。主に内部を見せたい場合に使うモードだ
パフォーマンスモードモード時の背面。ダイナミックモードではここが底面になる。さらにマザーのI/Oパネルや拡張ブラケット部を、天頂面にバックパネルごと移動させることになるので、モード変更には大掛かりな組み換え作業がともなう

配線を気にせずフロントパネルが外せる
「LANCOOL II」

 マザーボードエリアと電源エリアを分離したデュアルチャンバー方式を採用するスチールケース。強化ガラス採用のサイドパネルは片開きで、分離した電源エリアはスチールの扉が下方向に開く仕組みだ。

Lian Liの自信作だという「LANCOOL II」。夏から秋に発売予定で、予価は1万5000円前後

 フロントパネルにはアドレサブルLEDのストリップを内蔵する。このストリップはパネルと筐体に設けられた金属接点が触れることで通電するためケーブルレス。配線を気にせず簡単にフロパネルを外せるようになっている。

マザーボードと電源のエリアを分離したデュアルチャンバー方式の構造。フロントに360mmラジエーターを縦に搭載できるフロントパネルに内蔵されたアドレサブルLEDのストリップは接点で通電するためケーブルレス。配線を気にせず簡単にパネルを外せる
3つある3.5インチシャドウベイはホットスワップ対応マザーボード裏面はケーブル隠しのプラスチックカバーを備える。2.5インチシャドウベイも4つ備える
3.5インチシャドウベイは位置を調節できる。これにより、奥行きの長い電源ユニットを搭載することも、フロントにラジエーターを縦に設置することも可能というわけだ

持ち手付きケースの新作
「TU150」

 Lian Liは、これまでにも持ち手付きケースを発売してきたが、今回の新作ではその持ち手をワンタッチで格納できるようになっている。

持ち手付きアルミケースの新作「TU150」。持ち運びを考えるとサイドパネルは強化ガラスではないほうが良い気もするが、そこは流行を優先したようだ。8月発売予定で、予価は1万2000円前後
持ち手はワンタッチで格納可能になった

 持ち手を必要とするのは、LANパーティなどに参加するゲーマーかと思いきや、実は取引先でプレゼンをしたいクリエイターや、VR用のマシンとして持ち運びたいイベント企画会社のほうが圧倒的に多いそうだ。そのため、それらの要求を満たすPCケースとして「TU150」の開発はスタートしたという。

 拡張スロットは、3スロットを専有するビデオカードを搭載できるよう3段分が用意されている。CPUクーラーも高さ172mmまでをサポートするなど、クリエイター向けのパーツ構成に耐えられるように設計されている。

マザーボードはMini-ITXフォームファクターまでだが、しっかり裏配線できるようになっている
Mini-ITXケースにしては珍しく拡張スロットを3段分用意。3スロット専有のビデオカードを搭載できる

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