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ガソリンや弾が切れてハラハラ! 今後のストーリー展開にも期待

絶望の世界を生き抜く「Days Gone」はリアルな手間がスパイスに

2019年05月02日 16時00分更新

文● 八尋/ASCII

「Days Gone」

※「Days Gone」はCERO:Z(18歳以上のみ対象)に指定されたゲームタイトルですが、本記事内にはZに該当する表現は含まれていません

 4月26日に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)がPlayStation 4向けタイトル「Days Gone」を発売した。開発はBend Studio。本作は、パンデミックにより狂気と化した“フリーカー(感染者)”たちが蔓延する世界で必死に生き残っていくアクションゲームだ。

発表されたとき、あるタイトルを思い浮かべた
敵はフリーカーなのか、人間なのかという設定がたまらない


 Days Goneの概要を初めて知ったとき、私はSIEのあるタイトルを思い浮かべた。私の中で個人的にはPlayStation 4(PlayStation 3)向けタイトルの中でも確実にベスト3に入るくらい好きな「The Last of Us(ラスト・オブ・アス)」である。

 The Last of Usも、こちらは謎の寄生菌によってパンデミック化し、その菌に侵された“インフェクテッド(感染者)”たちが蔓延する世界で必死に生き残っていくアクションゲームだ。私がThe Last of Usの世界にドップリハマったのは、なんといってもストーリーの素晴らしさである。

 初めはインフェクテッドを倒すゲームだと思っていたが、プレーを進めていくと実は恐ろしいのは人間ではないのか……と思わされる展開に。パンデミックにより崩壊してしまった世界で、いったい何が正しいのか、何のために生き残っていくのかを突き付けられる物語に、没入し、感動し、考えさせられた。

自分が味方と思っている人間以外には一切容赦がないのも、The Last of UsとDays Goneの主人公の共通点

敵はフリーカーだけではない

妻を失ったディーコンは、何のために生きるのか

主人公のディーコン・セントジョン。最愛の妻であるサラを失い、いつもどこかこの世に苛立ちを感じながら生きている感じがする。相棒のブーザーはどこか冷静で、自暴自棄気味のディーコンを落ち着かせるシーンもしばしばでてくる

 Days Goneに話を戻すと、本作でも冒頭からそういった雰囲気がプンプン漂っている。まだクリアしていないので、今後どうなっていくかは私もわからないのだが、Days Goneも敵はフリーカーだけではなく、無秩序と化した世界で生き残るために必死な生存者たちとの戦いも必要になってくる。そんな状態でも、主人公であるディーコン・セントジョンは生きる意味を探し、旅を続けるのである。プレイを始めてすぐこれは大好物(なゲーム)かも! とテンションが上がった。

 ディーコンは、パンデミックの絶望の中で、最愛の妻“サラ”を失う。一度は自分自身を失ったディーコンであったが、自らの生きる意味を求めて、賞金稼ぎとして相棒の“ブーザー”とともに旅を続けていく。旅の途中で様々な人と出会い、争いに巻き込まれていく中で、ある真実がみえてくる。旅の途中で出てくる謎に、いったいどういうことなんだろう? とワクワクしながらプレイを進めている。

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