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新車を買った情報2019 第13回

マツダ ロードスターRFのタイヤ交換用に工具を買ってみた

2019年04月27日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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NDロードスターに車載ジャッキなし

 ジャッキアップするので、当然ジャッキがいります。ところが最近のクルマは、スペアタイヤを積まずにパンク修理剤と電動空気入れで済ませておりまして、パンクしてもタイヤは交換をしないという前提ですからジャッキも不要。そんなことで、NDロードスターの車載工具にもジャッキはありません。

 けしからんですねえ。と、言いたいところですが、これは軽量化やトランクスペース拡大のメリットと引き換えであります。甘んじて受け入れましょう。

 そこで別途調達したのが、KTCのパンタグラフジャッキ「PJ-06」。わざわざ新調するならシザースジャッキやフロアジャッキの方が良かったんでありますが、この製品はロードスターに積めるという情報をネットで得ておりましたので、一度積んでみたかったわけです。

 トランク右側面の内装材を外すと、確かにジャッキ用の台座と固定用のネジ穴が現れます。固定するためのT字型ボルトも、マツダの純正パーツとして供給されておりまして、品番は B001-56-170C。ジャッキの置き場所も固定用ボルトも作っておいて本体を積まないというのは、マツダもなかなかのイケズであります。

もうクランクをクルクル回さなくていい?

 このパンタグラフジャッキは、上げ下げにクランクを回さなければなりません。クルクルクルクル執拗にです。それにより私のような老人は激しく体力を奪われ、ついにはクルクル言いながら死に至ると言われております。

 それはウソなので話を戻しますと、最近は電動工具でラクしてやろうっていう横着なものがございまして、おもしろそうなので買ってみました。これがエマーソンの「EM-234」というアタッチメントでありまして、クランクを差し込む穴に挟んで、ネジで取り付けます。

 ここに12.7mmのソケットアダプターか、21mmのソケットを付けたインパクトレンチを差し込みますと、機械の力で上げ下げができるというものです。

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