■iPad Proのようなフルモデルチェンジは実現するか
これまでタブレットはコンテンツ閲覧を中心に使われてきたこともあり、買い替えのサイクルはどんどん長くなっています。iPad miniの発売が3年半も途絶えた背景には、そうした市場環境の変化があったといえます。
しかしここ数年、アップルがiPad Proを毎年発売しているように、ビジネスやクリエイティブ用途ならば話は変わってきます。機能やスペックの向上が、生産性や創造性に直結するからです。
iPad miniの活用範囲が広がることで、iPad Proのようなフルモデルチェンジが実現するかどうかが、今後の注目ポイントになるでしょう。

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