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パナソニック「はやうま冷凍」冷蔵庫 第4回

急速冷凍のヒミツ

パナソニック最新「はやうま冷凍」冷蔵庫 実機レポート04 = ウチのごはんを急速冷凍してみた~

2019年05月24日 11時00分更新

文● ジャイアン鈴木

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 ご飯が好きすぎて、おかずを食べたあとにご飯だけをじっくり味わうジャイアン鈴木です。食事の美味しさの8割ぐらいはご飯が左右しますよね?

 できるだけ炊きたてご飯を食べたいところですが、なにかと忙しいと冷凍ご飯に頼らざるを得ないときもあります。

 そんなご飯好きの強い味方が、パナソニック冷蔵庫の2019年モデル「NR-F605WPX」に搭載された「はやうま冷凍」。「クーリングアシストルーム」で業務用レベルの急速冷凍が可能なので、ご飯の水分、うまみを保ったまま急速冷凍できちゃうんです。

これは通常冷凍と、「はやうま冷凍」(急凍)した場合の水分含量を比較したグラフ。はやうま冷凍では保存前と同じ水分含量が保たれています

 ご飯大好き人間としては実際に試さないわけにはいきません。というわけで炊きたてご飯を「はやうま冷凍」機能を搭載する「NR-F605WPX」と我が家の冷蔵庫で実際に1週間冷凍保存してみました。

NR-F605WPXは独立したクーリングアシストルームを備えているのでご飯を熱々のまま冷凍できます。我が家の冷蔵庫では1時間ほどしっかりと冷ましてから冷凍庫に入れました

 1週間後、冷凍ご飯を取り出してみたらビックリ。我が家の冷蔵庫で保存した冷凍ご飯は大きな結露が出来ていますが、NR-F605WPXで「はやうま冷凍」したご飯はほとんど見当たりません。これだけで、我が家の冷蔵庫で保存した冷凍ご飯は大量の水分が出てしまったことがわかります。悲しい……。

左がNR-F605WPX、右が我が家の冷蔵庫で保存した冷凍ご飯。我が家の冷蔵庫で保存した冷凍ご飯は、冷ましている間と凍らせている間に水分が抜けてしまったんですね

 さて実際に食べ比べてみた感想ですが、まず明らかにご飯のツブツブ感が違います。「はやうま冷凍」したご飯はそもそもお茶碗に盛ったときにほぐしやすいですし、口の中に入れたときにホロリとほぐれて、ジワーッと甘みが伝わってくるんですね。たしかにこれは炊きたてレベルです。しかし残念ながら我が家の冷蔵庫で保存したご飯は全体的にベチャッとしており、ボソボソした食感です。

左がNR-F605WPX、右が我が家の冷蔵庫で保存した冷凍ご飯を解凍したもの。右のご飯は全体的にベチャッとご飯同士がくっついてしまっています

限りなく炊きたてに近い状態でご飯を保存できる「はやうま冷凍」機能を備えた「NR-F605WPX」。クーリングアシストルームでご飯をひとつひとつ凍らせるのがやや手間ですが、お米の国に生まれた者としては必携の冷蔵庫と言えます。

これはクーリングアシストルームで、食品を一気に冷やす「はやうま冷却」機能で作ったプリン。普通固まるのに2~3時間かかるプリンも、はやうま冷却を活用すれば15分で完成しちゃいます

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