UWPアプリのショートカットを作る方法
「アプリフォルダー」を使うと、UWPアプリのショートカットを作成することができる。これは、デスクトップアプリのショートカットと同じく、ファイルとして置ける場所なら、デスクトップを含め、どのフォルダーに置くこともでき、さらに、コマンドプロンプトから起動することもできる(こっちは管理者権限が不要)。また、バッチファイルに入れて起動することも可能だ。
アプリフォルダーは、Explorerのパス欄にシェルショートカット「shell:appsfolder」を入れて開く。ここには、インストールされてWindowsが認識しているアプリ(Win32とUWP)が並ぶ。スタートメニューのアプリリストとほぼ同じである(ただしフォルダー構造がない)。ここで、該当のUWPアプリ(ここでは仮に電卓アプリとしておく)のアイコンを右クリックする。
すると「ショートカットの作成」があるのでこれを選択する。ただし、アプリフォルダーにはショートカットが作れず、デスクトップに置かれる。あとは、これを適当なフォルダーに移動させればよい(移動しなくてもいいが)。このショートカットのダブルクリックでいつでもアプリを起動できる。
ショートカットファイルはデフォルトの名前が長いので、calc.lnkに名前を変えるなどしたほうが扱いやすい。コマンドラインで「calc.lnk」(必要に応じてフルパスを記述)を起動すれば、普通に電卓アプリが起動できる。
なお、ちょっと面倒だが、PowerShellからは、ショートカットを作らずに直接アプリフォルダーにあるUWPアプリを起動することが可能だ。
start-process ("shell:AppsFolder\"+($x = Get-AppxPackage "*Calc*").packageFamilyName+"!"+($x | Get-AppxPackageManifest).Package.Applications.Application.Id)
とすれば、電卓アプリが起動する。
この連載の記事
-
第459回
PC
WSL 2.4.4ではtar形式でのディストリビューションが配布でき、企業での利用が容易になってきた -
第458回
PC
Windows上でhostsファイルを活用する -
第457回
PC
IPv6アドレスは先頭を見ればどんな種類かわかる -
第456回
PC
あらためてIPv6基本のキ -
第455回
PC
Windowsで現在どのネットワークアダプタがインターネット接続に使われているかを調べる方法 -
第454回
PC
Windows 11 24H2では「デバイスの暗号化」の条件が変わり、より多くのPCでドライブが暗号化される -
第453回
PC
Windows 11 24H2の配布開始後もすぐにはやってこない Windows UpdateとSafeguard Holds -
第452回
PC
Windows 11 Ver.24H2が登場 Copilot+ PCとそうでないPCで実質Windowsが2つに分かれる -
第451回
PC
新しいWindowsサンドボックスではコマンドラインからの制御が可能に -
第450回
PC
ユニコードで文字数を数える方法 -
第449回
PC
WSLはプレビュー版でGUIでの設定が加わった! リリース2.3.xの新機能を見る - この連載の一覧へ