UWPのエコシステムは期待したほどに盛り上がらず
デスクトップアプリに原点回帰!?
Windows 10が2015年7月に出荷されて以来、早くも3年以上が経過した。しかし、当初マイクロソフトが描いていたような「UWP」によるアプリケーションのエコシステムは、いまだ発展途上にある。
Windowsから見れば後発のAndroidやiOSのエコシステムは、すでに十分大きくなったのに対して、明らかに不十分な状況だ。また、Officeを始め多くの主要アプリケーションは、いまだにデスクトップ環境で動作しており、UWP環境のアプリはそれほど使われていない。
こうしたなか、Windowsに関するさまざまな発表を見ていくと、マイクロソフトの方針が変更されつつあることがわかる。簡単に言えば、UWPからデスクトップアプリへのシフトだ。
UWPを諦めたわけではないが、Windowsというプラットフォームのメインのアプリケーションはデスクトップアプリケーションだという“原点回帰”の動きが感じられる。たとえば、マイクロソフトはブログで、「XAML Island」と呼ばれる技術を発表している(https://blogs.windows.com/buildingapps/tag/xaml-islands/)。これは、UWPのGUIをデスクトップアプリケーションで実現するためのものだ。
.NET Frameworkの強化点などでも、デスクトップアプリケーション重視の方向にあり、来年登場予定の「.NET Framework 4.8」では、WinRT APIへのフルアクセスを実現する。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第534回
PC
Windows 11におけるアプリインストーラーとwinget -
第533回
PC
PCの世界ではすっかり存在感が薄くなった光学メディアをあらためて整理 -
第532回
PC
モニターの情報が含まれる「VESA EDID」をWindowsで調べる方法 -
第531回
PC
Windowsのコンソール上でUnix/Linuxの標準的なコマンドを動かす「Windows CoreUtils」 -
第530回
PC
Windows 11でタスクバーの位置の移動機能が復活するのは結局どうなった? プレビュー版の現状を見る -
第529回
PC
Windowsの標準スクリプト言語であるPowerShellの現状をあらためて紹介する -
第528回
PC
Windows 11の標準機能でメモリに問題がないかを診断する -
第527回
PC
Windowsがクラッシュする原因を究明する方法 AIを活用すると結構早い -
第526回
PC
今年6月にPCが起動しなくなる心配はないが、セキュアブートが機能しないとWindowsのセキュリティ機能は一部使えなくなる -
第525回
PC
6月以降「PCが起動不可能に?」と間違った騒がれ方をしている原因の「セキュアブート」とは? -
第524回
PC
Windows Insider Programが変化 チャンネルが3つになって整理される - この連載の一覧へ











