実はUWPアプリであるスタートメニュー
Windows 10のスタートメニューは、実はShellExperienceHostというUWPアプリケーションだ。Windowsのデスクトップは、Win32デスクトップアプリケーションであるWindows Explorerが表示していて、スタートメニューはその一部のように思えるが、実際には別プロセスになっている。
UWPアプリになっている理由は、UWPアプリケーションを起動するためと、スタートメニューに登録されている情報を、マルチセッション時にExplorerとは別に管理させたいからである。また、リモートデスクトップを使うとき、同一ユーザーが複数セッションで同時ログオンしてスターメニューにアクセスする可能性がある。UWPアプリは、シングルインスタンスで動作させることができるため、このような場合にスタートメニューのデータベースのアクセスで、共有違反を起こす可能性がない。
スタートメニューには、タイルをユーザーが自由に登録、配置できる。この情報は、PowerShellから以下のコマンドレットでアクセスすることが可能だ。
Export-StartLayout
Import-StartLayout
このとき、エクスポートして出てくるのは、xmlファイルであり、Import-StartLayoutはこれを読み込むことができる。もちろん、xmlファイルなので編集は可能なのだが、このxmlファイルについては仕様が公開されているわけではないので、多少の手直しぐらいしかできない。また、書き換えが正しいか、有効なのかについてはインポートしてみるしか方法がない。
さて、前述の方法で、ShellExperienceHostのスキームを調べると、「ms-actioncenter」「ms-penworkspace」「ms-screenclip」がある。それぞれ、アクションセンター、ペンワークスペース、画面切り取り(切り取り&スケッチ)を起動することができる。たとえば、コンソールから「start ms-actioncenter:」とすれば、アクションセンターが開く(要管理者権限)。
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