実はUWPアプリであるスタートメニュー
Windows 10のスタートメニューは、実はShellExperienceHostというUWPアプリケーションだ。Windowsのデスクトップは、Win32デスクトップアプリケーションであるWindows Explorerが表示していて、スタートメニューはその一部のように思えるが、実際には別プロセスになっている。
UWPアプリになっている理由は、UWPアプリケーションを起動するためと、スタートメニューに登録されている情報を、マルチセッション時にExplorerとは別に管理させたいからである。また、リモートデスクトップを使うとき、同一ユーザーが複数セッションで同時ログオンしてスターメニューにアクセスする可能性がある。UWPアプリは、シングルインスタンスで動作させることができるため、このような場合にスタートメニューのデータベースのアクセスで、共有違反を起こす可能性がない。
スタートメニューには、タイルをユーザーが自由に登録、配置できる。この情報は、PowerShellから以下のコマンドレットでアクセスすることが可能だ。
Export-StartLayout
Import-StartLayout
このとき、エクスポートして出てくるのは、xmlファイルであり、Import-StartLayoutはこれを読み込むことができる。もちろん、xmlファイルなので編集は可能なのだが、このxmlファイルについては仕様が公開されているわけではないので、多少の手直しぐらいしかできない。また、書き換えが正しいか、有効なのかについてはインポートしてみるしか方法がない。
さて、前述の方法で、ShellExperienceHostのスキームを調べると、「ms-actioncenter」「ms-penworkspace」「ms-screenclip」がある。それぞれ、アクションセンター、ペンワークスペース、画面切り取り(切り取り&スケッチ)を起動することができる。たとえば、コンソールから「start ms-actioncenter:」とすれば、アクションセンターが開く(要管理者権限)。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第521回
PC
Windowsでアプリをインストールしたときに警告が表示する「Defender SmartScreen」と「Smart App Control」 -
第520回
PC
WindowsターミナルのPreview版 v1.25では「操作」設定に専用エディタが導入 -
第519回
PC
「セキュアブート」に「TPM」に「カーネルDMA保護」、Windowsのセキュリティを整理 -
第518回
PC
WindowsにおけるUAC(ユーザーアカウント制御)とは何? 設定は変えない方がいい? -
第517回
PC
Windows 11の付箋アプリはWindowsだけでなく、スマホなどとも共有できる -
第516回
PC
今年のWindows 11には26H2以外に「26H1」がある!? 新種のCPUでのAI対応の可能性 -
第515回
PC
そもそも1キロバイトって何バイトなの? -
第514回
PC
Windows用のPowerToysのいくつかの機能がコマンドラインで制御できるようになった -
第513回
PC
Gmailで外部メール受信不可に! サポートが終わるPOPってそもそも何? -
第512回
PC
WindowsのPowerShellにおけるワイルドカード -
第511回
PC
TFS/ReFS/FAT/FAT32/exFAT/UDF、Windows 11で扱えるファイルシステムを整理する - この連載の一覧へ











