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魅惑のXperia周辺機器 第148回

IPv6対応の良コスパWi-Fiルーター「Aterm WG2600HS」:Xperia周辺機器

2019年03月24日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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設定変更もスマホアプリから
安価で実力十分のホームルーター

 「クイック設定web」は、基本設定から無線LANの設定、情報の確認から本体ファームの更新まで、Xperiaから容易にメンテナンスできます。これまでは確かにPCのような大画面で設定するのが当たり前でしたが、実際のWi-Fiルーターを目視で確認しつつ状態を把握しながら設定できる、Xperiaのようなスマホが圧倒的に便利なことが多いはず。

 設置も設定も非常にかんたんで、QRコードアプリでのWi-Fi設定までもが非常にスムーズ。「スマートリモコン」アプリから、細かな設定も使っている機器の把握も視覚化してわかりやすくて便利です。しかも、肝心な電波の届く範囲も広く、しかも多数のWi-Fi電波が飛び交う環境でも通信は安定。動画鑑賞中にひっかることもなく快適です。

 さて、上位モデルのAterm WG2600HP3との違いが気になるところ。立体的に電波を放射する「ワイドレンジアンテナ」と、5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していない周波数帯へ自動で振り分ける「ハンドステアリング」という機能は、Aterm WG2600HSにはありません。

 また、無線LANの実効値ではAterm WG2600HP3が約1430Mbps、Aterm WG2600HSが約1048Mbpsという差もあります。使い勝手の部分では、ワンボタンで設定できる「らくらく無線スタート」や、NFCを利用する「らくらくかざしてスタート」、ゲストに指定したサイトを表示する「URLリダイレクト」、友人などに一時的にインターネットを利用するための「ゲストSSID」といった機能もAterm WG2600HP3のみとなります。

 接続機器の数や通信スピード、利用シーンの違いによって、どちらかをチョイスすると良いかもしれません。Aterm WG2600HSは、IPv6やIEEE802.11acの4ストリームに対応するほか非常に導入しやすいのも魅力。とても優秀なスタンダードタイプのWi-Fiルーターです。

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