人感センサーのPIR設定値を変更して
使いやすい動体検知の精度を探る
しかし、1時間に55回の動体検知は余りにも多すぎるので、出荷時のどこでも人感センサー1号機(リビングに設置)のデフォルト「PIR設定値」の24を64に変更した。基本的にPIR値は大きくなればなるほど感知度は低くなる。デフォルト値の24は、メーカー側でテストした最適値ではあると思うが、今回はあえて64と128という動体検知感度を落とす方向に閾値を変えてみた。そして、2つのどこでも人感センサーを同じ場所に設置してその差を見てみた。
予想通り、閾値64よりも閾値128の方が、動体検知の頻度は低下した。ただし、この設定がベストかどうかは個人差や目的とする動体検知の精度や重要度によって異なるはずなので、ユーザー各自で最適値を見つけることが必要だろう。
ちなみに、どこでも人感センサー2台の閾値64と128の動体検知頻度を比較してみたグラフも掲載しておく。どこでも人感センサー2号機のグラフを180度回転させて時間軸に合わせた形で表示したので、設定閾値による動体検知の差がわかるだろう。ただし、検知回数を示す数字も反転しているので注意されたい。
どこでもセンサーは、ブラウザーで結果としてのグラフイメージを見るだけではなく、詳細なベースデータの欲しいユーザーは、データのCSVファイルでのダウンロードもできる。その際も、保存期間は1ヵ月なので少し注意が必要だ。CSVファイルのダウンロードは、より角度を変えた分析などを行いたい人には便利なサービスだ。

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