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MoguraVRのゲームとって出し第103回

荒廃した世界を舞台に、二丁拳銃を無法者どもに叩き込め!

VRガンシューティングゲーム「Diesel Express VR」

2019年03月19日 17時15分更新

文● Mogura VR

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 今回は、列車の上で二丁拳銃で戦うVRガンシューティングゲーム「Diesel Express VR」を紹介しよう。本作の舞台は戦争で荒廃し、都市間の輸送手段が「ドレッドノート」と呼ばれる装甲列車のみとなった世界。プレイヤーはドレッドノートを守る兵士となって、列車を狙って襲いかかってくる無法者達を撃退していく。ポストアポカリプスものの映画のような雰囲気が満点の作品だ

 ゲームは都市にあるパブなどの拠点から始まり、次の行き先を選ぶことでミッションが開始。プレイヤーは周囲に柵のある列車防衛のための車両に陣取り、列車の左右後方から車や小型のプロペラ機で迫ってくる無法者達を両手に構えた二丁拳銃で攻撃していく。多くの車は基本的に運転手と射撃手のツーマンセルで、どちらかを倒せば撃退することが可能だ。

 プレイヤーが選択できる銃は初期段階で2種類あり、両手とも同じ銃を使う。銃はそれぞれ特徴があり、装弾数も異なる。本作は「リアルなシューティング体験」を謳っているが、その一環としてだろうか、残弾数の表示はなどはなく、あと何発撃てるか自分で把握しておかないと隙ができてしまう。「右手の銃を撃ちながら左手でリロード」など隙を生まない動きが重要で、うまく立ち回ると歴戦のガンマンのような気分になれて面白い。なお、リアルといってもリロードすれば残弾数は無限なので、敵が途切れたら両方リロードしておくのも有効だ。

 リアルさを感じる点としては「敵を簡単には倒せない」こともあり、ヘッドショットの概念はあるのだが視界上に表示される照準を敵の頭に合わせて撃ってもワンショットキルとはいかないことが多い。「走っている列車上から狙っている」という設定上、命中率は低めに設定されているのかもしれない。ほんの目の前に居る敵をなかなか倒せない… といったケースも結構あり、こちらが激しい攻撃を受けることも。しゃがみ込んで柵に隠れれば敵の攻撃から身を守れるので、一気に撃ち込んでは柵に隠れてリロード、といった戦略も必要になってくる。

 こうしたテクニックや戦略などを駆使して敵に倒されないようにしつつ、列車が次の都市に辿り着くまでしのぎきればミッションクリア。プレイヤーが立つ車両の後ろには貨物車両があるため真後ろの見通しは悪く、左右後方を覗き込むようにしながら敵の接近を警戒していくのが緊張感のあるプレーに繋がっている。また、運転手を失って立ち往生した車に後続車が衝突してひっくり返ったり、撃ち落としたプロペラ機が炎上しながら後続車へと突っ込んでいったりなど、映画のようなド派手なシーンが発生するのも面白い。

 

 なお、本作には難易度として「ビギナー」(デフォルト)のほかに「ベテラン」の2種類があり、難易度ベテランでは敵の攻勢が激しくなるだけでなく、なんと銃の照準が表示されなくなる。視界からゲームらしいUIが一切消えるので作品世界への没入感もひとしおだ。当然のごとく弾を命中させるには熟練の技が必要になるので、ある程度、難易度ビギナーで射撃の勘所を掴んでからの選択をお勧めしたい。また別途、射撃の練習ができるシューティングレンジも用意されている。

 ガンシューティングとしての面白さは抜群の作品だが、少し気になるのはプレーのバリエーションについて。ミッションの舞台となるのは砂塵の舞う荒野や雪原と、雰囲気は感じるものだが変化には乏しい。敵の種類もどのミッションでも同様の数種類。ミッションをこなしていくことで新たな銃がアンロックされるがアンロックされるまでに必要なプレー数がかなり多いのも少々厳しく感じるところだ。

 とはいえ、独特の面白さとリアルなプレー感で熱中できるゲームなのは間違いない。しゃがんだり立ったりで結構体力も使うゲームなので、一気にプレーするのではなく「今日はちょっと無法者どもに鉛玉をぶっ放してスカっとしたいな」というときなどにコツコツ遊んでいくのがお勧めだ。

Landing Zero by BootstrapZero ©2016 LazyLab Game Studio

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