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T教授の「戦略的衝動買い」 第522回

昭和世代には懐かしい「昭和スマアトテレビジョン」を衝動買い

2019年03月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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好みの動画をスマホアプリに登録して
スマホを本体にセットして視聴する

 昭和スマアトテレビジョンの大きな特長は全部で3つ。「スマアト携帯電話使用」「黄金ダイアルでチャンネル変更」「砂嵐手振動修復方式採用」の3つだ。シニア世代なら即座に理解できるこれらの特徴だが、50歳以下の年齢層には、最初のスマホを使用する……という以外はかなり理解しづらいことかもしれない。

 パッケージ底面には、対応スマートフォンが何種類かリスト表示されている。iPhoneやXperia、Galaxy、AQUOSの多くの機種が記載されているが、アンチメジャー派の筆者の持っている機種はいずれもリストアップされていなかった。基本的に、スマホの液晶スクリーンサイズとそれに伴うスマホ全体の大きさが重要だ。

昭和スマアトテレビジョンは、さまざまなスマホサイズに対応できるようだが、筆者の「iPhone SE」は、恐らく小さすぎて対象機種に入っていなかった。残念ながら「ZenFone Max Pro」も動作確認機種には入っていなかった

 今回、筆者は「ZenFone Max Pro」(6.3型)とiPhone SE(4型)、そして筆者のメインスマホである「HUAWEI Mate 20 Pro」(6.39型)の3台で昭和スマアトテレビジョンを試してみたが、いずれも問題なく使用できた。

 極めてコンパクトなスマホである筆者のiPhone SEは、このところ出番が少なくなってきていたが、筆者的にはほんの少しだけ上下が切れるという点を除けば、昭和スマアトテレビジョンと最も相性の良いスマホのような気がした。

 しかし、正式には対応機種に入っていないiPhone SEの外形サイズは昭和スマアトテレビジョンへの取り付けは限界値ギリギリだ。昭和スマアトテレビジョンは基本的にスマホにケースを付けて使用することを推奨していないが、ことiPhone SEに関しては何らかのケースを付けた着膨れ状態がベストのようだ。

 さて、まずは昭和スマアトテレビジョンの簡単な構造を見てみよう。本体はABSで作られている。そして、事前にアプリをダウンロード、インストールしたスマホを側面のスリットから横位置で滑り込ませ、背面の蓋を開けて、スマホ上にアプリで仮想的に作られたテレビ画面を位置合わせして使用する。

昭和スマアトテレビジョンのブラウン管の位置にスマホのスクリーンの一部を割り当てて、あくまで昭和のテレビ放送のイメージを醸し出すのが商品の目的だ

昭和スマアトテレビジョンのブラウン管の位置にスマホのスクリーンの一部を割り当てて、あくまで昭和のテレビ放送のイメージを醸し出すのが商品の目的だ

スマホは昭和スマアトテレビジョンの側面のスリットから、スクリーンを手前にして横位置で滑り込ませる

スマホは昭和スマアトテレビジョンの側面のスリットから、スクリーンを手前にして横位置で滑り込ませる

おぼろげながら覚えている昭和のブラウン管テレビの裏側はこんな感じだった

 アプリの「昭和スマアトテレビジョン」はAndroidとiPhoneの両方がサポートされており、筆者は、ZenFone Max ProとHUAWEI Mate 20 Pro、iPhone SEの3機種にダウンロード、インストールして全機種で遊んでみた。

スマホに「昭和スマアトテレビジョン・アプリ」をダウンロードしてインストール

スマホに「昭和スマアトテレビジョン・アプリ」をダウンロードしてインストール

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