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MoguraVRのゲームとって出し第100回

武器と魔法を駆使して大乱闘を制せ

リアルで自由度の高いVRファンタジーアクション「Blade and Sorcery」

2019年02月06日 17時00分更新

文● Mogura VR

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 今回は、VRファンタジーアクションゲーム「Blade and Sorcery」を紹介しよう。本作は次々と現れる敵を、武器や魔法を駆使して倒していくという1対多の乱闘にフォーカスした作品で、物理エンジンによるリアルで自由度の高い戦闘を楽しめる作品となっている。執筆時現在はSteamでアーリーアクセスを実施している。

 プレーを開始すると、まず最初にプレイヤーキャラクターを作成する。性別を選んで体格や顔つきなどを非常に細かくカスタマイズすることが可能だ。一人称視点なので普段は自分の姿を見ることはないが、拠点となる場所に鏡が用意されており、そこで自分の姿を眺められるようになっている。

 戦場は遺跡や闘技場など複数用意されており、難易度などを指定して戦闘に参加。戦場にはさまざまな武器が置かれており、これを手に取って戦っていくことになる。両手に武器を装備できるほか、腰や肩に収納することも可能。武器は剣にダガー、大剣、メイス、槍、斧、斧槍、弓などと豊富な種類を用意している。盾もサイズ違いのものがいくつか存在する。

 大剣などの両手持ち用の武器は、片手で持つことも可能ではあるが、両手でしっかりホールドしなければ敵に当ててもへなっと反れて有効な攻撃にならないなど、物理的にリアルな挙動もポイントとなっている。槍などの長物は持つ位置をずらしてリーチを変えることもできるなど、武器の扱いは直観的で自由度が高い。武器を体の前に構えて敵の攻撃をパリィしたり、キックで敵との間合いを取ったり、ジャンプして上から攻撃するといったことも可能となっている。

 さらに戦場は高低差もある入り組んだ地形となっているものもあり、上から樽を落としたりと工夫次第で有利に立ち回れる。倒した敵を掴み上げて盾代わりにするなんてことまで可能だ。敵を斬りつければ血飛沫が飛び呻き声が上がるなど、演出面もハード。物理エンジンによる挙動も相まって、攻撃の手応えをリアルに感じられる作品となっている。

 武器による戦闘はリアルを追求するものになっている一方で、MPを消費して使う魔法も存在。執筆時現在のバージョンでは雷撃の魔法が使用でき、敵にダメージを与えつつスタンさせることが可能。左手で魔法、右手に武器といったコンビネーションにも対応する。効果音と共に雷光が放たれる演出もなかなか気持ちいい。また、MPを消費して周囲の動きをスローモーションにすることも可能。

 実際のプレー感としては、敵もしっかりパリィをしてくるのでつばぜり合いような状況になることも多く、突きでパリィの隙を突いたり、側面、背面に回り込んだりと白熱したバトルを堪能できる。弓は遠隔攻撃ができて強力だが、懐に入られると対応しにくい上に矢が切れれば使い物にならないので、弓を捨てて腰からダガーを抜いて……なんて立ち回りもいかにも乱戦という感じで面白い。

 本作はアーリーアクセス中だが、基幹となるシステムの部分は独自性のあるものがしっかりと出来上がっていると感じられた。物理エンジンならではのやや珍妙に感じる挙動もあるが、それもある意味本作独特の味となっているように思う。今後、敵や魔法のバリエーションなどが充実していけば、より楽しめるものになりそうだ。正式版のリリースにも期待したい。

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