折り曲げられるスマホ「FlexPai」 筆者撮影
1月8日から11日までラスベガスで開催された「CES 2019」。モバイルの展示会といえば2月のMWCが本番とはいえ、CES会場にも最新スマホが一堂に会していました。その中で見えてきた2019年のスマホトレンドは、「折り曲げ」「パンチホール」「5G」です。
●「折り曲げスマホ」はタブレットの一種か
CES 2019全体を通して大きな注目を浴びたのが中国メーカーRoyoleによる折り曲げられるスマホ「FlexPai」です。
有機ELディスプレーの「曲げられる」という特性を活かし、最近では画面の両端をカーブさせたスマホが増えています。それに加えて、二つ折りにできるスマホが登場しつつあります。
実機を手に取ってみるとスマホとしての実用性はやや厳しいものがありました。折り曲げてもぴったりとは重ならず、厚みが残るためスマホのようにポケットに入れることは難しいのです。
しかしスマホではなく「折り曲げられるタブレット」と考えれば面白い製品です。Royaleはこのモデルをまずは開発者向けに販売しています。折り曲げられるという特徴を活かしたアプリが出てくるかどうかが、普及の鍵になりそうです。
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