発熱時間は使い捨てカイロより短いが
温度を3段階で調整できるのが便利
ご存知のように、内蔵電池を繰り返し充電、放電することで数百回使える電気カイロは、半導体の発熱素子とサーモスタット、充電式バッテリーという3つの部品で構成されている。基本的には、充電された内蔵バッテリーから半導体発熱素子に電気を流し、床暖房みたいに発熱させる仕組みだ。その時に過剰な発熱を防ぎ、サーモスタット機構が温度調整するため、カイロ本体の温度が上がりすぎることなく適温の状態で使える。
一般的には、USBカイロより使い捨てカイロの方が発熱時間が12時間前後と2~3倍近く長い。そして、温度も高め(65度前後)だ。今回購入したハンドファンはUSBカイロの中では温度設定は標準的だが、低温(38~40度)、中温(41~42度)、高温(43~45度)の3つから選んで適時切り替えることが可能だ。
平均でも50度を超えてしまう使い捨てカイロに比べると、圧倒的に低温やけどの確率は低いだろう。一方、筆者が住んでいる東京の都市部なら冬の朝でも大丈夫だが、より厳しい寒さの地域では10度近い差に物足りなさはあるかもしれない。
この連載の記事
-
第803回
トピックス
大事なモノを“隠すガジェット”衝動買い -
第802回
トピックス
チプカシなのになぜかデカい! チプカシ型目覚まし時計を衝動買い -
第801回
トピックス
離席時に便利な電子ペーパー版メッセージボードを衝動買い -
第800回
トピックス
「いつもあなたのことを思ってる!」をポケットに入れられる! 「ポケットハグ」を衝動買い -
第799回
トピックス
PCにもつながるメカキースイッチ採用のレトロな多機能電卓を衝動買い -
第798回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い(続き) -
第797回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い -
第796回
トピックス
集合住宅の玄関から自室までをスマホだけで解錠 指ロボット「+Style スイッチ」を衝動買い -
第795回
ウェアラブル
オレンジ色のバンジーコードに惹かれてカシオ「PRO TREK」を衝動買い スマホ連動で時刻合わせが簡単 -
第794回
トピックス
これで最後にしたい「小さな財布」を衝動買い! -
第793回
トピックス
挿抜アクションがカッコいい! モバイルバッテリー「BT-20 Wingman」を衝動買い - この連載の一覧へ