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T教授の「戦略的衝動買い」 第515回

ワンコとの冬の楽しい散歩にUSBカイロを衝動買い

2019年01月16日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

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発熱時間は使い捨てカイロより短いが
温度を3段階で調整できるのが便利

 ご存知のように、内蔵電池を繰り返し充電、放電することで数百回使える電気カイロは、半導体の発熱素子とサーモスタット、充電式バッテリーという3つの部品で構成されている。基本的には、充電された内蔵バッテリーから半導体発熱素子に電気を流し、床暖房みたいに発熱させる仕組みだ。その時に過剰な発熱を防ぎ、サーモスタット機構が温度調整するため、カイロ本体の温度が上がりすぎることなく適温の状態で使える。

充電モードの状態か、パワーオフの状態からでも電源ボタンの3秒長押しで「充電式カイロ」モードになる。Modeランプは青から赤に変化する。充電モード時とは異なり、パーセント表示のLEDはカイロの温度設定の強弱を表す。33%は38度~40度

充電モードの状態か、パワーオフの状態からでも電源ボタンの3秒長押しで「充電式カイロ」モードになる。Modeランプは青から赤に変化する。充電モード時とは異なり、パーセント表示のLEDはカイロの温度設定の強弱を表す。33%は38度~40度

 一般的には、USBカイロより使い捨てカイロの方が発熱時間が12時間前後と2~3倍近く長い。そして、温度も高め(65度前後)だ。今回購入したハンドファンはUSBカイロの中では温度設定は標準的だが、低温(38~40度)、中温(41~42度)、高温(43~45度)の3つから選んで適時切り替えることが可能だ。

66%は41度~42度

66%は41度~42度

100%は43度~45度と最も高温だ。当然、バッテリー消費も大きくなる

100%は43度~45度と最も高温だ。当然、バッテリー消費も大きくなる

 平均でも50度を超えてしまう使い捨てカイロに比べると、圧倒的に低温やけどの確率は低いだろう。一方、筆者が住んでいる東京の都市部なら冬の朝でも大丈夫だが、より厳しい寒さの地域では10度近い差に物足りなさはあるかもしれない。

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