スマホ&タブレット時代の必携グッズといえば“USBモバイルバッテリー”と“USBケーブル”だろう。
スマホ&タブレット市場が拡大すれば当然のごとく周辺市場も加速度的に活況を呈してくる。競争が激化すると、よく似た商品ばかりではなく、差別化のためにモビリティーを考慮したユニークなスタイルやサイズの商品、ケーブルマネジメントを考慮した商品、特別の用途を付加したものや多機能な商品なども登場してくる。
周辺機器メーカーさんの努力と市場競争のおかげで、すでに筆者の机の回りはこれらの商品であふれかえっている。USBコネクターやUSB充電が一般的なモノとなってきたここ数年、電源供給は従来の100V-ACコンセント型ではなく、PCやUSB/ACアダプターからUSBケーブルで給電を受けるUSBポートと充電池内蔵の商品が急激に増加した。
毎年、冬になるとワンコの散歩に大活躍してくれる「カイロ」もそのひとつだ。数年前までは、筆者も今やグローバルブランドになった老舗の「ハクキンカイロ」を使っていた。
古くて新しい外観デザインの素晴らしさは言うに及ばず、歴史がありウンチクの塊の様な商品だが、何と言ってもオイル交換が面倒なうえ、一定温度に到達するまでに、それなりの時間も必要だ。
今はブランドとしてはパナソニック傘下に入ってしまったが、モバイラーなら過去一度はお世話になった“エネループ”も“充電式カイロ”を早くから発売している。筆者の愛用品は、USB充電ではなく専用ACアダプターの時代のモノだったが、いまだに極めて重宝している。
ここ2年ほどUSB充電式のカイロはそこそこポピュラーな商品となり、国内外を含めいろいろなメーカーから発売になっているが、いかんせんカイロとして、早急に温まらず、平均的な温度も低い。なによりもったいないのは、あくまで“USB充電式カイロ”の単機能商品であってそれ以外の機能はまったく搭載していないことだ。
本日ご紹介する「USBあったかパワーバンク」は、カイロ機能+USBモバイルバッテリー+LED懐中電灯の3つの機能を同時に搭載したスマホ&タブレット時代の“スリー・イン・ワン”のニュージェネレーション・カイロなのだ。
(次ページに続く、「内蔵のLED懐中電灯はかなり本格的!」)

この連載の記事
- 第683回 発売から2年目のキングジムデジタルノート「FRENO」を衝動買い
- 第682回 TIMEXの故郷「ウォーターベリー」を冠したレガシーウオッチを衝動買い
- 第681回 「いつも思ってる!」大切な人に気持ちを届ける「ネット鳩時計」を衝動買い
- 第680回 お買い得感と他社製アプリで活用できそうな「ポメラDM200」を今更ながら衝動買い
- 第679回 カセットテープ再ブーム時代に「カセットテープ型2.5インチドライブケース」を衝動買い
- 第678回 ラズパイ超素人が一体型デザインに惹かれて「Raspberry Pi 400」を衝動買い
- 第677回 Qrio Lockをパスコードとカードで開けたくてQrio Padを衝動買い
- 第676回 時刻表示だけじゃないニキシー管風デジタル時計「D'ESIGN IPS」を衝動買い
- 第675回 ツイ廃専用液晶に似た大型高解像度モデル「Screen Plus」を衝動買い
- 第674回 バリエーション豊かに電源オンオフができる「スマート電源タップ」を衝動買い
- 第673回 AIでワンコが家族グループLINEに参加できる「waneco talk」を衝動買い
- この連載の一覧へ