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松本典子の「Azure Logic Apps」超入門 ~AI編~ 第3回

Azure Logic Appsから自然言語処理AI「LUIS」を使う

自分用メモ的にLINE送信した予定をAIで読み取ってGoogleカレンダーに自動登録しよう

2018年11月13日 13時00分更新

文● 松本典子 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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2-3.Intentsの登録

Intentsの新規作成

 左メニューの「Intents」→「Create new intent」をクリック。

Intentsの登録

 「Intent name」に名前を入力します。(今回は「Plans」と入力)

例文の登録

 赤枠内に文章を入力し「Enter」をクリック。

Intentsの登録

 入力した文章は下に表示されていきます。この部分の例文が多いほどLUISの精度は良くなるので、スケジュールに関する例文を色々と入力しておきます。

2-4.Entitiesの登録

 例文をある程度入力したら「Entities」を登録します。今回は、Googleカレンダーにスケジュールとして入力することが目的なので以下の内容にしました。どういう内容の単語群かがわかりやすくなる名前を付けるのをおすすめします。

  • date:日付(9/1や9月1日の形式)
  • time:時間(12:00や12時の形式)
  • name:人名
  • location:場所(博多、小倉、本社など場所を表す単語)
  • action:スケジュールの内容(打ち合わせ、ミーティング)

 「スケジュールの内容(action)」は仕事関連と定義して「打ち合わせ、ミーティング」に限定しました。

Entitiesの登録

 入力した「Intents」にマウスカーソルを合わせると[単語]の表示になり、その状態で左クリックすると、図のようなメニューが表示されます。9/20は日付なので赤枠内に「date」と入力しクリックします。

Entitiesの登録

 初めてEntitiesを登録する場合、このような表示が出ます。今回は特に変更する部分は無いので「Done」ボタンをクリック。

Entitiesの登録

 先程は9/20の表記だった部分がdateという表記に置き換わっています。この方法で「time」「name」「location」「action」とEntitiesを新規登録してきます。

例文をEntitiesに置き換える

 図のように、例文をEntitiesに置き換えると1行目のような表記になり、一度登録したEntitiesがメニューに表示されるようになります。先程入力した例文の単語をEntitiesに置き換えていきます。

X月X日をEntitiesに置き換える

 例文の中に「10月1日」とありますが、単語をクリックすると「10月」と「1日」に分かれてしまいます。「10月1日」のひとまとめとしてEntitiesの「date」としたいので、図中の説明の方法で置き換えます。

TrainでLUISに学習させる

 置き換えが完了したら、上部のメニューにある「Train」をクリックし学習させます。 「Train」が緑になれば完了です。

初回のTestの結果

 登録した内容をLUISが認識しているかテストしましょう上部メニューの「Test」をクリックします。

  1. この部分に例文を入力してクリック
  2. 「Inspect」をクリック
  3. 赤枠内にEntitesが表示されます

 結果を見てわかるように、「14時」が「time」として認識されていません。このようにうまく認識されていない場合は、例文を新しく入力→Entitesに置き換え→「Train」をクリックを繰り返します。

追加登録後のTestの結果

 色々な例文を入力し、結果が赤枠内のように全て認識するのが確認できるまで登録とテストを繰り返します。確認できたら上部メニューの「Publish」をクリック。

追加登録後のTestの結果

 「Publish」をクリックします。以上でLUISの登録は完了です。

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