公式の転売(リセール)機能も
LINEでチケット購入・スマホで入場できる「LINEチケット」の使い方
2018年10月23日 09時00分更新
「LINEをもっと楽に使う方法はないのかな?」「今さら友だちには聞けないけれど、使い方がわからない機能がある」――そんなアナタに週2回、LINEの裏技とTIPSをやさしく伝授。講師は、SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんです。〈連載目次〉〈LINEの基本的な使い方を知りたい人はこちら〉
Q:ライブやコンサートが大好きです!
A:「LINEチケット」をチェックしてみて
電子チケットサービス「LINEチケット」が始まっている。LINEチケットは、音楽ライブやコンサート、スポーツなど様々なジャンルのチケットをLINEから検索・購入・発券できるサービスだ。購入したチケットはLINEで送られてくるため、店舗での購入などが必要なく、LINEだけですべて完結するのが特徴だ。
「体調を崩した」「急用ができた」などの理由でせっかくとったライブやイベントに行けなくなったことがある人もいるだろう。そのようなときも、チケットを安全に販売・購入できる「公式リセール機能(二次販売)」があるので安心だ。
2018年内は、「ALEXANDROS」などの音楽公演や「キンキーブーツ」などの演劇・ミュージカル公演など、約300公演のチケットを販売予定。なかには、「LINEチケット」限定チケットや先行チケット販売もあるという。
2019年からは、プロ野球やJリーグなどのスポーツ観戦チケットなどに拡大していく。また、LINE MUSICとの連携、LINE公式アカウントとの連携と来場者セグメントによるメッセージ配信、サイトの英語対応およびインバウンド購入の対応、座席指定購入などにも随時対応予定だ。
使い方は以下の通り。ウォレットタブ→「LINEチケット」をタップ。左上の三本線をタップすることで各種画面に飛べる。初回はアカウントの認証や登録が必要となるので、「同意する」をタップして認証しよう。
次に、利用規約を確認の上、「同意する」をタップ。アカウントの「氏名」をタップするとチケットに表示される名前の登録ができる。ただし、この氏名は入場時の確認に使われることがあるため、自分では変更できなくなるので注意。
チケットを購入すると、マイチケット欄に購入済みのチケット情報が表示される。「発券する」からLINEアプリに電子チケットを発券(ダウンロード)でき、「出品する」からチケットを公式リセールに出せる。チケットを複数購入した場合は「分配する」でLINEの友だちにチケットを渡すことも可能。チケットの決済方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済、LINE Pay決済に対応している。
チケットが発券できるようになると、LINEの通知が届く。通知の「詳細を見る」をタップすると、マイチケットの購入タブで、購入できるチケットの「発券する」ボタンがタップできるようになる。「発券を申請する」ボタンをタップした後、公演の約3日前になり発券準備ができたらLINEに通知が来るので、「電子チケット表示」ボタンをタップするとチケットが表示される。
開場時間が近づくと、「チケットを表示する」ボタンがアクティブになる。入場前にタップし、受付スタッフにチケット内容を確認してもらおう。スタッフが「スタッフに見せる」ボタンを2回タップすると、「入場済み」に変わる。
購入したチケットを公式リセールに出したい場合は、マイチケット内の購入したチケット情報にある「出品する」ボタンをタップし、チケットの販売価格、手数料を確認後、「出品する」ボタンをタップすると出品完了となる。公演ごとに出品できる期間は限られており、出品期間以外は出品できない点には注意してほしい。また、価格の指定は公演ごとに上限・下限の価格が設定されている。
なお、YouTubeで利用方法を確認できるので、参考にしよう。
電子チケットの受け渡し
電子チケットを発券し、入場準備
電子チケットで入場
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki
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