このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

さとうなおきの「週刊アジュール」第60回

「Ignite 2018」アップデート ~アプリ開発編~

.NET Core実装のサーバーレス「Azure Functionsランタイム2.0」がGA、Windows、macOS、Linuxで動作

2018年10月09日 11時00分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Azure Service Fabric:Service Fabric 6.4、Azure Stack

 Azure Service Fabricは、Windows Server/Linux上で動作するマイクロサービス・プラットフォームであり、コンテナーオーケストレーターでもあります。

 7月にリリースされていた6.3に続いて、Service Fabric 6.4が発表されました。

 Service Fabric 6.4で、Windows Serverバージョン1803を使ったクラスターがサポートされました。これによって、アプリケーションごとのネットワーク分離が、プレビューとしてサポートされます。

 7月にパブリックプレビューになっていたService Fabric MeshもService Fabric 6.4ベースとなり、Windows Serverバージョン1803をサポートしました。

 Service Fabric Mesh向けのMeshアプリケーションで、自動スケールがサポートされました。Service Fabric Meshで、シークレットリソース、ネットワークリソース、ゲートウェイリソース、ボリュームリソースがサポートされました。Azure Portalで、Meshアプリケーションの表示、管理が可能になりました。

 ステートフルサービスの自動バックアップ/復元機能が、GAになりました。ステートフルサービスで、(状態をインメモリでレプリケートし、ディスクに永続化しない)揮発性ストレージがサポートされました。

 これまで、Service FabricのReliable Collectionsを使うには、Service Fabricプログラミングモデルを採用している必要がありました。Service Fabric 6.4では、任意のコード、プログラミングモデルからキーバリューストアとして利用できる、.NET Core、JavaのスタンドアロンReliable Collectionsライブラリが、プレビューになりました。

 コンテナーからマウントできる、Reliable CollectionsベースのService Fabricボリュームディスクがリリースされました。

 ステートフルサービスのDNS解決、Envoyベースの新しいレイヤー7ゲートウェイといった、サービス間通信を簡素化するためのアップデートがリリースされました。

 詳細は、次のページをご覧ください。

 Azure Stackは、オンプレミスにAzure互換の環境を持つことのできるハイブリッドクラウドプラットフォームです。

 Azure Stack上のAzure Service Fabricが、GAになりました。

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure Container Instances:仮想ネットワーク

 Azure Container Instancesは、クラスターの管理なしにコンテナーを実行できるサービスです。

 これまでは、Azure Container Instancesのコンテナーを仮想ネットワーク内に作成できず、パブリックIPアドレスのみを割り当てることができました。

 今回、Azure Container InstancesのLinuxコンテナーを、新規、または既存の仮想ネットワーク内に作成できるようになりました。これによって、コンテナーが、仮想ネットワーク内のリソース、仮想ネットワークサービスエンドポイント、オンプレミスのリソースとセキュアに通信できるようになります。

 詳細は、次のページをご覧ください。

仮想ネットワーク内のAzure Container Instances

Azure Container Registry:Helmリポジトリ、コンテンツ信頼、OCIフォーマット、ACRタスク

 Azure Container Registryは、コンテナーイメージを格納するプライベートレジストリのサービスです。

 Helmチャートは、Kubernetesベースのアプリケーションを定義、インストール、アップグレードするための成果物です。今回、Azure Container RegistryのHelmチャートリポジトリのサポートが、プレビューになりました。

 Azure Container Registryで、Dockerのコンテンツ信頼モデルのサポートが、プレビューになりました。イメージのプッシュ時の署名、イメージのプル時の署名の有効性の確認を行うことができます。

 Azure Container Registryで、Open Container Initiative(OCI)イメージフォーマットのサポートが、プレビューになりました。

 Azure Container Registryで、(以前は「ACRビルド」と呼ばれていた)「ACRタスク」を使うと、手動で、または、コードがGitリポジトリにコミットされた時やコンテナーのベースイメージが更新された時に自動的に、コンテナーイメージのビルドを実行できます。

 Dockerfileを使った単一ステップのACRタスクが、GAになりました。acr-task.yamlを使った複数ステップのACRタスクが、パブリックプレビューになりました。

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure API Management:9月24日のアップデート

 Azure API Managementは、既存のAPIに対するAPIゲートウェイのサービスです。

 9月14日のアップデートに続いて、Azure API Managementの9月24日のアップデートがリリースされました。いくつかの新機能や修正があります。

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure SignalR Service:GA、Functionsバインディング

 Azure SignalR Serviceは、リアルタイム通信機能のためのSignalRのサーバー側コンポーネントをホストするサービスです。

 Azure SignalR Serviceは、5月のBuild 2018カンファレンスでパブリックプレビューになっていました。今回、Azure SignalR ServiceがGAになりました。

 Azure FunctionsのAzure SignalR Serviceバインディングが、プレビューになりました。

 詳細は、次のページをご覧ください。

Spring Cloud on Azure

 SpringとAzureサービスとの統合を可能にする「Spring Cloud on Azure」が、リリースされました。

 Spring Bootアプリケーションの開発を支援するVisual Studio Codeの拡張機能「Spring Boot Extension Pack」が、リリースされました。

 詳細は、次のページをご覧ください。

 「Ignite 2018」アップデート データ編に続きます。

前へ 1 2 次へ

この連載の記事