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T教授の「戦略的衝動買い」 第499回

300DPIになった新型サーマルプリンター「PAPERANG-P2」を先行試用

2018年09月19日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

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もちろん多様な文字印刷にも対応
スマホユーザーなら一家に1台欲しいお買い得品

 さて、次にトップメニューの2ページ目にある、小文字、テキスト、大文字は、いずれもPAPERANGアプリで自由なサイズの文字を表現できることによるプリントサービスだ。実際にやってみると、極小サイズの文字から大きなポイントの文字までいくつかのフォントを選択し、斜体にしたりして変化のある表現・印刷が可能だ。もちろん、ほかのアプリの既存の文字列もコピペして印刷出力できる。

かなり小さな文字も印刷可能。300DPIの解像度おかげだ

かなり小さな文字も印刷可能。300DPIの解像度おかげだ

大きな文字のディテールも綺麗な表現になっている

大きな文字のディテールも綺麗な表現になっている

さまざまなフォントや文字のポイントを自由に選択して、ミニミニワードのようなイメージで使えるテキストアプリ

さまざまなフォントや文字のポイントを自由に選択して、ミニミニワードのようなイメージで使えるテキストアプリ

印刷結果も300DPIで細かな文字表現も実現している

印刷結果も300DPIで細かな文字表現も実現している

 筆者は、原稿のドラフトをcover超ロングにテキスト印刷して寝床で読み返したりしてみたが、スマホ画面で何度も上下にスクロールしながら見るよりも、はるかに心地よい感じだった。

既存のテキストアプリから原稿のドラフトをテキストアプリに全部貼り付けて、一気に印刷して校正用に使ってみた

既存のテキストアプリから原稿のドラフトをテキストアプリに全部貼り付けて、一気に印刷して校正用に使ってみた

 最後のブラウザは、長いブラウザ表示のウェブページの中で、現在スマホで見ている範囲をハードコピーイメージで1ページ(10cm)だけ印刷してくれる便利な機能だ。この機能は、多くの人が感じている「ウェブページのこの部分だけ印刷して持っておきたい」というニーズにピッタリだ。

まさに今見ているウェブページのその場所を即印刷できるのは、なかなか便利で欲しい機能のひとつだった

まさに今見ているウェブページのその場所を即印刷できるのは、なかなか便利で欲しい機能のひとつだった

実際に印刷してみた。これでウェブページの欲しいところだけ切り取って、ポケットに入れておくことも可能になった

実際に印刷してみた。これでウェブページの欲しいところだけ切り取って、ポケットに入れておくことも可能になった

 もちろん、同じことはスマホの画面キャプチャ機能を使えば簡単だが、その画面コピーを後から探すのはかなりめんどうだ。すぐ必要なものなら、即その場で印刷してしまうのが、「できる」を超えた「便利」なのだと思っている。

 ふだん利用しているブラウザがChromeな筆者は、偶然見つけた欲しいページなら即画面をキャプチャして、その画像の共有先をPAPERANG-P2に指定して印刷すれば、上記と同じことことが行える。

 最後に、筆者がたいそう気に入っているPAPERANG-P2の使い方は、クイックメモを使った音声QRコード付きの回覧フォルダーのインデックス作りだ。筆者は、オリジナルデザインの大学ノートや鞄、ガジェット創りのチームを友人たちと組んでいるが、その仲間内で回覧するドキュメントフォルダーの表面に貼る簡単なシールを作ってみた。

 クイックメモの最下段のメニューの左から3番目のアイコンで最初に最適な写真を選択し、右から2番目のQRコードを選択、そしてその中の「音声QR」を選択すると録音画面が表示されるので、指示に従ってその場でメッセージを録音、完成した音声QRコードをクイックメモに貼り付ける。あとは、必要なタイトルやメッセージを書きこめば完成だ。

クイックメモを活用して自分なりの便利なインデックスシールを作ってみた。使うのはクイックメモの中の写真とQRコード(音声)だ

クイックメモを活用して自分なりの便利なインデックスシールを作ってみた。使うのはクイックメモの中の写真とQRコード(音声)だ

スマホに向かって読み上げたメッセージがQRコードになってクイックメモの好きな位置に貼り付けられる

スマホに向かって読み上げたメッセージがQRコードになってクイックメモの好きな位置に貼り付けられる

 すぐに印刷してシールをフォルダー表面に貼り付けてメンバーに回覧する。フォルダーを受け取ったメンバーは、ごくふつうのQRリーダーアプリでフォルダー上のQRコードを読み取ることで、サーバーにあるボイスメッセージを聞くことが可能となる。また、別アプリを導入すれば、その音声メッセージに返信を送ることも可能なようだ。

筆者のプロジェクトチームでは、ユニークな写真と音声QRコードを張り付けたプロジェクト・フォルダーをメンバー間で回覧する

筆者のプロジェクトチームでは、ユニークな写真と音声QRコードを張り付けたプロジェクト・フォルダーをメンバー間で回覧する

回覧フォルダーを見たメンバーは、ごくふつうのQRコードリーダーで貼り付けられたクイックメモの音声QRを読み取ると、音声メッセージの保管されたサーバーに案内される

回覧フォルダーを見たメンバーは、ごくふつうのQRコードリーダーで貼り付けられたクイックメモの音声QRを読み取ると、音声メッセージの保管されたサーバーに案内される

メンバーのスマホに表示されたボイスメッセージを再生すれば筆者が録音したメンバーへの連絡事項を聞くことができる。メンバーが専用アプリを導入すれば、筆者への返信メッセージを送ることも可能だ

メンバーのスマホに表示されたボイスメッセージを再生すれば筆者が録音したメンバーへの連絡事項を聞くことができる。メンバーが専用アプリを導入すれば、筆者への返信メッセージを送ることも可能だ

 約1週間ほど少しずつPAPERANG-P2を使ってみたが、過去、筆者の知るどのラベル系プリンターよりも素晴らしい完成度だ。ハードウェアは極めてコンパクト、軽量で静寂。良くできたPAPERANGアプリとのコンビネーションも素晴らしい。

 まだサプライ商品の正式出荷は始まっていないが、既存のほぼ同サイズ(幅が1㎜大きい)のコクヨの「感熱ロールペーパー RP-TH583H」も問題なくPAPERANG-P2で使用できた。同商品は1ロール(11m)が5ロール入って実売1100円前後と、ランニングコストも上々だ。もちろん、他社製の一般的なハンディターミナル用感熱紙なので、使用は自己責任となることは言うまでもない。他社製感熱紙の使用によるトラブルは保証外となる。

コクヨ社のハンディターミナル用感熱ロールペーパーは、筆者の環境ではまったく問題なく「PAPERANG-P2」で使えた。コスパはかなり高い

コクヨ社のハンディターミナル用感熱ロールペーパーは、筆者の環境ではまったく問題なく「PAPERANG-P2」で使えた。コスパはかなり高い

 久方ぶりにエキサイティングなハードウェア・ガジェットに触れ、ここしばらくは睡眠時間を削って遊んでしまった。PAPERANG-P2は当コラムでも年に1回か2回しか登場しない、お得な脊髄反射衝動買いアイテムだ。

「PAPERANG-P2」はスマホを使ってる家族なら、是非一家に1台は絶対に備えておきたい、平成最後のお買い得サーマルプリンターだ。今申し込めば年内に届くだろう

「PAPERANG-P2」はスマホを使ってる家族なら、是非一家に1台は絶対に備えておきたい、平成最後のお買い得サーマルプリンターだ。今申し込めば年内に届くだろう

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「PAPERANG-P2」
購入:GREEN FUNDING by T-SITE
価格:8800円~1万6800円(クラウドファンディングのため変動)


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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