柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第72回
PDFの関連付けがAcrobat DCから外れてしまう場合の対処法
PDFファイルを常にAcrobat DCで開くようにする方法
2018年09月12日 11時00分更新
本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第72回は、PDFの関連付けがAcrobat DCから外れてしまう場合の対処法を紹介する。
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PDFファイルの関連付けをAcrobat DCに変更
Windows 10をアップデートしたり、なんらかのソフトウェアをインストールしたときなど、PDFファイルの関連付けがEdgeブラウザーなどに変更されることがある。そうすると、ダブルクリックしてもAcrobat DCが起動しなくなり、ファイルメニューから読み込んだりドラッグ&ドロップして表示しなければならないので面倒だ。そんな時は、関連付けをAcrobat DCに変更しよう。
まずは、一番簡単な方法を紹介する。PDFファイルの右クリックメニューから「プログラムを開く」を開き、「別のプログラムを選択」をクリックする。「Adobe Acrobat DC」が選択肢に表示されていても、あえて別のプログラムを選択すること。
すると、「このファイルを開く方法を選んでください」というダイアログが出るので、「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェックを入れる。その後、「Adobe Acrobat DC」を選択し、「OK」をクリックすればいい。関連付けが変更され、PDFファイルのアイコンがAcrobatの画像に変わる。
まれに、上記の方法で関連付けを設定しても、PCを再起動するなどなんらかのタイミングで元に戻ってしまうトラブルが報告されている。そんな時は、アプリの関連付け設定から、ファイル形式を選択してみよう。
まずは、「設定」から「アプリ」→「既定のアプリ」を開き、画面下にスクロールして「アプリによって規定値を設定する」をクリックする。アプリ一覧が開くので、「Adobe Acrobat DC」を選択し、「管理」をクリックする。すると、Acrobat DCに関連づけられるすべてのファイルタイプが表示され、右側に関連づけられているアプリが表示される。基本的に、Acrobat DCになっているはずだが、「既定を選ぶ」もしくは他のアプリに関連づけられている場合、クリックしてAcrobat DCを選べばいい。アイコンが変われば完了だ。
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