ASUSはドイツ・ベルリンで開催するIFA 2018に関連したプレス向けのイベントを開催し、ノートPCの最新モデルを公開した。今回新しく発表されたのは、「ZenBookシリーズ」が3モデル、「ZenBook Flip」が2モデル。またプロセッサーなど詳細が未発表だった「ZenBook Pro 14」や「ZenBook S」についても情報が公開されている。いずれも価格などは未発表で日本への導入も未定だ。
NanoEdgeディスプレーで
画面占有率95%のZenBook
「ZenBookシリーズ」は「ZenBook 13」、「ZenBook 14」、「ZenBook 15」の3モデルをラインアップ。最大の特徴は「NanoEdge」と呼ばれるディスプレーの狭額縁化で、画面占有率はZenBook 13が95%、そのほか2モデルは92%となっており、フットプリントも小型化。世界でもトップクラスのコンパクトなモバイルPCに仕上がっている。
「ZenBook 13」は13.3インチ(1920×1080ドット)のディスプレーを搭載し、プロセッサーはCore i7-8565UもしくはCore i5-8265UとWhiskey Lake-Uを採用している。さらにグラフィックはNvidiaのGeforce MX150(GDDR5 2GB)を搭載した構成もあり、小型ながらパワフルさが持ち味。
タッチパッドにLEDがセットされており、タッチパッド上のボタンをオスとテンキー表示切り替わり、タッチパッドをテンキーとして入力が可能となる。これは今回発表されたZenBook14とZenBook Flip 14も同じ仕様。つまりテンキーのないノートPCはタッチパッドがテンキーになるわけだ。
本体サイズは約302×189×16.9mmで重さは1.09約kg。顔認証用の3D IRカメラも搭載している。
「ZenBook 14」は14インチのディスプレーを搭載し、解像度は1920×1080ドット。CPUやグラフィックなどの構成は「ZenBook 13」と同じだ。本体サイズは約319×199×15.9mm、重さは約1.09g。スペックをはじめ重さも「ZenBook 13」と変わらないので、より大きなディスプレーを使いたいユーザーにピッタリ。
「ZenBook 15」15.6インチのディスプレーを搭載。解像度は1920×1080ドットのフルHDモデルに加え、3820×2160ドットの4Kパネル採用モデルもラインナップ。本体サイズは約354×220×17.9mmで重さは約1.59kgから。テンキー付きのフルキーボードのため、タッチパッドのテンキー機能は搭載していない。
グラフィックは Intel UHD Graphics 620のほか、GeForceのGTX 1050(2GB/4GB GDDR5 VRAM)を搭載したMax-Qデザインモデルもあり、ゲームユーザーから動画や写真の編集などクリエイティブな作業を行なうユーザーにもピッタリだ。
この連載の記事
-
第28回
ウェアラブル
グーグルに聞いた「Wear OSスマートウォッチ」バッテリー時間、電子決済、eSIMはどうなの? -
第27回
スマホ
2画面は死なず! IFA 2018で見つけた変態スマホたち -
第26回
デジタル
爆速のKirin 980を未発売のHUAWEI Mate 20で体験できたファーウェイ -
第25回
スマホ
スピーカーにテレビ、白物家電! IFAで発表されたスマートデバイスがアツイ! -
第24回
スマホ
ハイスペックなAndroid One2機種を発表したLG -
第23回
デジタル
Xperiaからオーディオ、aiboまで勢揃いのソニー -
第21回
デジタル
HUAWEI Mate 20に搭載のKirin 980 スナドラ845を上回る性能をアピール -
第20回
AV
IFA 2018で発表された完全ワイヤレスイヤホン・コレクション -
第19回
スマホ
モトローラが「motorola one」発表! 5G Moto modsはクアルコムモデム搭載 -
第18回
スマホ
曲がるディスプレーをベルトに採用した腕時計型スマートフォン「Nubia α」 -
第17回
PCパーツ
Whiskey Lakeは14nm++でAmber Lakeは14nm、Intelが新第8世代Coreのブリーフィングを開催 - この連載の一覧へ