■これからもバトルは続いていく
そんな中、8月8日には、総務省や公取委、さらには消費者庁の間で定期的に情報交換をする「電気通信サービスに係る情報交換会」が開催されることが明らかになった。
リリースには「電気通信サービスにおける端末購入補助、広告表示、通信と端末等のセット販売、期間拘束契約等、公正競争の確保や消費者保護を巡る諸課題への対処に当たっては、関係行政機関の連携強化が必要であることから、総務省、公正取引委員会及び消費者庁の間で定期的に情報交換を行います」とある。
今後は、総務省、公取委、消費者庁が一体となって、継続的にキャリアにおける端末購入補助や通信と端末のセット販売、期間拘束契約などに対して、目を光らせていくとしたのだ。
つまり、「2年縛り」「4年縛り」の問題はまだ解決していない。これからもしばらく「キャリアvs総務省・公取委・消費者庁」のバトルは続きそうだ。

この連載の記事
-
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 -
第259回
トピックス
KDDI、通信品質で再び首位に ドコモとソフトバンクが不満「あの評価基準はおかしい」 -
第258回
トピックス
アドビ、AIで若年層開拓 “映える”画像を作りやすく -
第257回
トピックス
ドコモ経由の“NISAデビュー”増える マネックスか、SBIか、悩ましい選択に -
第256回
トピックス
KDDIドローン事業、9年目で軌道に乗る兆し 無人AIポート運用に成功 -
第255回
トピックス
楽天モバイル“値上げしない宣言”に他社が苦言 「自分たちでネットワークを構築しないくせに」 -
第254回
トピックス
クアルコム「Snapdragon」名称迷走 PC市場での認知施策が課題に -
第253回
iPhone
アップル新型「iPhone」全部比べた オススメはこれ - この連載の一覧へ











