DAYPASSは1日分(約1000円)から購入可能
Skyroamの購買者が外国の到着して最初にすることは、電源オンしたSkyroamにスマホでWi-Fi接続して、サインアップをすることだけだ。
サインアップ時のアカウント登録で使用したメールアドレス宛に返送されてきたメールを確認し、認証すれば登録作業はすべて完了だ。
すぐにその場でDAYPASSを購入することもできる。Skyroamのハードウェアには1日分のDAYPASSが付属するので、初めて海外でSkyroamを使ったユーザーもその日は、追加のDAYPASSを購入することなくインターネットを制限なく自由に活用できる。

以降は、DAYPASSの有効日数を消費するまで普通にインターネットができる
ウェブの画面では、現在のシグナルタイプ(4G/LTE)や現在Skyroamを同時に使ってるユーザー数(最大5台まで)、Skyroam内部のバッテリー残量などがリアルタイムで表示される。またそのページからいつでも追加のデイパス購入やプリペイドカードのコード番号入力もできる。
DAYPASSの時間をすべて使い切って残量がゼロになっても、当然サーバーまでのアクセスは可能なので、そのタイミングで新たなDAYPASSを購入しても問題はない。
DAYPASSの種類は、今のところ、日数によって9ドル(1日)~99ドル(月額)まで5種類。基本的に海外ならどこでも使用できるが、当初のビジネスモデルなのか、日本国内では使えない仕組みにされているようだ。
筆者はプリペイドの40ドル分のDAYPASSをAmazon.co.jpで事前購入(4580円)したので、6月17日の為替相場だけをみると、ウェブページで買う45ドルよりは安い1日あたり916円。
しかし、国内にいてAmazon.co.jp以外でどこから買えるかは別にして、額面は40ドルなので、1ドル110円の現在なら180円の損となるようだ。
安いか高いかの感じ方は人それぞれだが、まあ、それほど目くじらを立てる金額ではなさそうだ。
海外でのネット接続の簡便さが最大の魅力

Skyroamは同時5台までのクライアントにサービスしてくれるので、マルチデバイスを持って海外に出かける人や、家族旅行には便利。今回、筆者は3台のスマホと1台のタブレットだった。空港で現地SIMを買ったのは1台のみ。使用頻度から言って、メインスマホ以外はSkyroamで十分だった
海外旅行や出張に行く場合に、あらかじめSkyromを機内持ち込みで持参していれば、訪れた海外の空港で、毎回、現地SIMを購入し、導入して、設定をすることなく、はるかに簡単で、即刻インターネット接続が利用できる。
その簡便さに価値があると考える人が使える選択肢としては超有力候補。値段を取るかユニバーサルでクイックなサービスを取るか。Skyroamはそこも楽しみな逸品だ。

今回の衝動買い
アイテム:Skyroam Solis
価格:アマゾンにて1万6580円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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