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T教授の「戦略的衝動買い」 第485回

ドアチャイム一体型ネットワークカメラを衝動買い

2018年06月13日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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内蔵バッテリーの消費も少ない

 先週、恒例の「COMPUTEX TAIPEI 2018」で台湾のホテルにいた筆者は、日本にいる家族からの呼出音に驚いた。家族には、何かあればこのボタンを押せばいつでも出るよ! って伝えておいたので、それを実践したようだった。

掟破りだが、ドアカメを手で持って呼び鈴を押せば、連携したスマホの持ち主が地球の裏側にいてもスマホの呼び鈴が鳴って、映像付き(スマホ側)で会話できる。これはインターネット時代の究極の呼び出しシステムだ。筆者は台北にいる時に家族に呼び出された

掟破りだが、ドアカメを手で持って呼び鈴を押せば、連携したスマホの持ち主が地球の裏側にいてもスマホの呼び鈴が鳴って、映像付き(スマホ側)で会話できる。これはインターネット時代の究極の呼び出しシステムだ。筆者は台北にいる時に家族に呼び出された

 ドアカメは、ボタンさえ押せば、ドアカメと紐付けされたスマホを所持している人(複数も可)の画面上に先ほどの呼び出し画面が表示される。

 これはドアやドア横に取り付けたドアカメ本来の使い方ではないが、特定の個人をすぐに呼び出したい人が、目的の相手を超簡単なボタン一発で呼び出すことのできる画期的なシステムだ。

台北のホテルでドアカメに呼び出されたときのリアル画面をキャプチャーした時の映像。筆者の自室が鮮明に映し出されているのには驚いた

台北のホテルでドアカメに呼び出されたときのリアル画面をキャプチャーした時の映像。筆者の自室が鮮明に映し出されているのには驚いた

 家族からの呼び出しを台北のホテルで受け取った筆者は、ごく普通のテレビ電話のように話して用事を済ませて電話を切った。

 誰が見ても呼び鈴だと認識できるボタンを押すだけで、あらかじめ設定した相手のスマホに呼び出し着信が実現できるシンプルな仕組みは極めて価値がある。

 自宅で帰りを待つ留守番中の小さな子供や、スマホ操作の難しいベッドで過ごす時間の多い高齢者などのために、対象先を設定済みのドアカメを常時使えるようにしておくことは極めて便利で使途は多種多様だろう。

 我が家にドアベルを導入して約1ヵ月ほど経過した。クライアント側のアプリを見る限り、ドアベル内部のバッテリーの残量はまだ3分の2ほど残っているようだ。

 基本的には常時電源オンではなく呼び鈴を押された時と、オーナーがスマホでドアベルのカメラが捉えている現在状況を確認すべくアクセスした時、それらに付随する録画などの場合のみバッテリーを消費する割り切った仕様なのが功を奏いているようだ。

3通りの使い方ができる便利な次世代ドアベル

 ドアカメは、本来の、どこにいてもスマホで応対できる“玄関カメラ”というメイン機能に加えて、Wi-Fiの通じる範囲ならどこでも移動して設置して監視できる“どこでもWi-Fiカメラ”、そして玄関先には設置せずに必要な個人が常に身近に置いて、ボタン一発でいつでもリンクされたスマホの持ち主を呼び出せる便利なアイテムとして活用できる。

 ドアカメはそんな3通りの活用法が考えられる超便利な新世代ドアベルだ。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:SpotCam-Ring

価格:アマゾンにて1万8820円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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