NVIDIAは台北にて開催されたCOMPUTEX 2018に関連して、報道関係者向けの説明会を開催。同社がコンシューマー向けに提供している「Max-Qデザイン」と「G-SYNC」について解説した。
従来のノートPCよりも高性能かつ薄型化を実現した
Max-Qデザイン
「Max-Qデザイン」について、現在のゲーミングPC市場の拡大がポイントになっているとのこと。多くのメーカーがゲーミング用のPCを販売しており、GeForce GTXとCoffee Lakeを搭載したPCは新たに85モデルも市場に投入されている。さらに価格はASUSが「GeForce GTX 1050」搭載モデルを699ドルで提供しているなど低価格化も進んでいるという。
このようにPCゲーム市場が拡大していることを受けて、ハイパフォーマンスながらもっと手軽に扱えるノートPCとして規格され、2017年のCOMPUTEX TAIPEIで発表されたのが「Max-Qデザイン」だ。
Max-Qデザインは「GeForce GTX 10シリーズGPU」を搭載し、ゲームをプレイする上で最適なスペックを有しながら、ノートPCとしての使い勝手も考慮されている。
MAX-Qデザインを採用したノートは、現時点ですでに25のモデルがリリースされており、リフレッシュレート144Hzや8時間駆動、厚さ16mm以下といったスペックを実現したモデルも出てきた。ディスプレー回りが狭額縁の特徴的なデザインのモデルもある。ゲームユーザーだけでなく、クリエイターなどハイスペックなノートPCを嗜好するユーザーにも人気が出そうだ。
※お詫びと訂正:記事初出時、MAX-Qデザインに関する記述に誤りがありました。記事を訂正してお詫びします。(2018年6月13日)
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