注釈をグループ化する機能とは
注釈をグループ化する機能も用意されている。スタンプや図形を複数選択し、右クリックメニューから「グループ」をクリックすればいい。プロパティからまとめて設定を変更したり、ドラッグ&ドロップで位置を変更したりできる。ただし、テキスト注釈はグループ化することはできない。
注釈のプロパティ画面の「ロック」にチェックを入れると、編集ができなくなる。もちろん、チェックを外せば編集できるようになるのだが、複数選択時などに間違えて変更できないようにしておけるのだ。
注釈が入ったPDFファイル見やすくしてみる
逆に、注釈が入ったPDFファイルを開く際、見やすく表示したいなら、「ツール」メニューの「環境設定」→「注釈」から設定を変更しよう。見た目の設定に加えて、ポップアップの表示や動作をカスタマイズできる。
たとえば、テキスト注釈のフォントやフォントサイズを変更するなら、「環境設定」→「注釈」→「注釈の表示」→「フォント」から設定する。標準フォントは「Segoe UI」でサイズは10ポイントとなっているので、プルダウンメニューから選択しよう。Windows 10に搭載されている「UDデジタル教科書体」も選択できる。
ほかには、文書内に表示されているポップアップがどの注釈を示すのかわかりにくい場合、「マウスのロールオーバーで注釈アイコンとポップアップをつなぐラインを表示」を有効にすればいい。ディスプレーが小さい場合など、注釈リストが開いている時に注釈のポップアップは表示させないとか、マウスポインタを注釈の上に乗せるとポップアップが開くようにもできる。
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