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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第18回

【鉄板&旬パーツ】信頼性に定評あるSanMaxメモリーはRyzen環境にもグッド

2018年01月29日 15時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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DDR4-2400動作の
「SMD4-U16G48M-24R-D」をチェック

 まず、「SMD4-U16G48M-24R-D」を取り付けてみると動作電圧はAutoで1.35Voltに設定されたが、DDR4-2400 CL15-15-15でスンナリ認識され、問題なくOSが起動した。

 念のため、システムモニター、ベンチマークツールの「AIDA64 Extreme Edition」が搭載しているメモリーのストレステストと、「MemTest86 v7.4」を実行したがエラーは出なかった。

DDR4-2400 CL17-17-17 1.2Volt駆動の「SMD4-U16G48M-24R-D」。8GB×2枚セットで、価格は2万1980円になる

2400MHzネイティブ対応のMicronチップを採用

ROG CROSSHAIR VI EXTREMEのBIOS Ver3008では、自動でDDR4-2400 CL15-15-15-35-1T、1.35Voltで認識した

 そのまま、オーバークロックを試すとDDR4-2933 CL18-18-18-39-1T、電圧1.35Vで、「AIDA64 Extreme Edition」のメモリーストレステストを30分間、「MemTest86 v7.4」(NO #13 Hammer Test除外)を4passした。

 一応、DDR4-3200 CL20-19-19 1.4Vで両テストをパスしたが、ベンチマーク中にエラーが発生するなど、動作不安定になることもあった。

DDR4-2933 CL18-18-18-39-1Tで安定動作

DDR4-3200 CL20-19-19 1.4Vでは、30分間「AIDA64 Extreme Edition」のストレステストを実行できたが、動作が不安定になることもあった

最新プラットフォームの本命
2666MHz動作の「SMD4-U16G48M-26V-D」

DDR4-2666 CL19-19-19 1.2Volt駆動の「SMD4-U16G48M-26V-D」。8GB×2枚セットで 実売価格は2万2480円だ

Micron製2666MHzネイティブチップを片面に8枚搭載している

マザーボードの設定はAUTOの状態でDDR4-2666として認識、動作した

 続いて、Ryzenシリーズや第8世代CoreプロセッサーでサポートされたDDR4-2666に対応する「SMD4-U16G48M-26V-D」を試すと、BIOS AUTO設定でDDR4-2666 CL16-16-16-39-1T 1.2Vで認識し、ストレステストも問題なくクリアーした。

 そのままオーバークロック耐性を試してみると、「SMD4-U16G48M-24R-D」よりも低い電圧で動作する感じで、「AIDA64 Extreme Edition」のメモリーストレステストと「MemTest86 v7.4」(NO #13 Hammer Test除外)は、DDR4-2933 CL18-18-18-39-1T 1.2V動作がすんなりとパスできた。さらに設定を試すと、最終的にメモリー電圧1.4VのDDR4-3200 CL18-18-18-45-1Tまでの動作が可能だった。

DDR-3200動作では「AIDA64 Extreme Edition」のメモリーストレステストを1時間、「MemTest86 v7.4」(NO #13 Hammer Test除外)を2回連続実行して動作を確認した

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