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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第55回

【鉄板&旬パーツ】PCIe4.0最速クラスで2TBが2万円切り!SUNEASTのSSD「SE900 NVMe 70」を使ってみた

2023年03月11日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 この春から新生活を迎える人向けのセールを見かける今日この頃。筆者はApple「M2」プロセッサー搭載Mac miniのストレージをNVMeエンクロージャーで増やすために、容量2TBのNVMe SSDにお買得品がないかな~と、秋葉原おなじみの週末特価品とともに、さまざまなサイトを巡っている。

 そんなときに目に入ったのが、SUNEASTの製品だ。SUNEASTと言えば、一時期のアキバ巡りで低価格2.5インチSSDとして名を馳せたブランドだ。大阪に本社を構える株式会社旭東エレクトロニクスのブランドで、SSDのほかメモリーカードなどを展開し、現在はヨドバシカメラをはじめとする家電量販店や、秋葉原の浜田電気、Amazonなどで取り扱っている。

 会社が設立された2017年に、過去最安値の2.5インチSSDとなる「SE800」でアキバデビューを飾り、その後も最安=SUNEASTとして人気に。筆者も当時、USB外付けケースと組み合わせて960GBのモバイルストレージとして愛用していた。

テクノハウス東映で扱われ、960GBで1万8980円とアキバ最安だった。容量240GBとか、今考えると何に使うの? と思うかもしれないが、当時はOS起動用にありだった

 今回目に留まったのは、そんなSUNEASTが販売するPCIe4.0 NVMe SSD「SE900 NVMe 70」シリーズになる。PCIe4.0 NVMe SSDの最速クラスとなる7000MB/sのリードを実現するとともに、ライトも1TBモデル「SE900NVG70-01TB」で5000MB/s、2TBモデルの「SE900NVG70-02TB」では6500MB/sと爆速になっている。

 そのうえ、価格は1TBの「SE900NVG70-01TB」で1万1980円と驚きの価格で、2TBの「SE900NVG70-02TB」にいたっては、なんと2万円を切る1万9980円になっている。PCIe4.0 NVMe SSD最速クラスのリード・ライト性能に加え、DRAMキャッシュの搭載、PS5向けヒートシンクの標準装備、TBW(総書込容量)1000TBWというスペックでこの価格は驚きだ。

 正直に言うと、このスペックでこの価格なのは、ワケあり品を疑ってしまい逆に不安を覚えてしまうが、最安2.5インチSSDで名を馳せたSUNEASTなら、十分アリかもと購入してみたので、その実力を軽く試してみることにした。

より高速な新製品が登場したのも影響してか、Amazonのセールでは、2TBが1万7980円とさらにお買い得になっていた

PS5向けにヒートシンクが標準装備されている。自作PCで使うには、逆にネックになる部分だ

パッケージは、白箱にブリスターパックでコストを抑えている。説明書はなく、販売店が限られるためか、保証書も付属していない

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