据え置き用にはHDMIモデルもおすすめ!
本体はスティック状で、PCケースやカバンの隙間にも問題なく収まるコンパクトな設計(およそ幅34×奥行き125×高さ20mm)のため、MacBookと一緒に携帯してもいいが、オフィスの設備として利用しても大きな効果を発揮してくれるだろう。
もし、通信速度より情報量の多さを優先するなら、PUD-PDC3Hを利用し、HDMIに対応したモニターを接続するのもいい。
Core i5モデルなら、デュアルディスプレー状態での使用もスムースにこなせるだろう。接続例としてはページ冒頭の画像のようになる。
MacBookは小型ながら、最大で4096×2160解像度という4K出力にも対応している。動画の編集など、特別大きな負荷がかかる作業は難しいが、モニター、マウス、外部ストレージなどを接続すれば、立派に写真編集やDTPといったクリエイティブな用途にも対応できる。
またテスト時、いずれのモデルも特にドライバーをインストールする必要はなく、かつ一切のトラブルなしで利用できたのも評価できる。サードパーティー製のアダプターを使用した際、設定に誤りはないはずなのに、うまく接続できなかったり、接続が不安定になったりする現象を経験したことのある読者も多いのではないだろうか。
メーカー名は伏せるが、筆者の場合、MacBook Airでサードパーティー製の有線LANアダプターを使用しようとしたが、何を試みても接続がうまくいかず、結局純正品を購入したことがあった。トラブルの有無を保証するものではないが、試用時点で12型のMacBookとモニターやLAN、USBメモリー、マウスなどさまざまな企画や周辺機器を接続し、いずれも問題なく動作することが確認できた。MacBookと合わせての購入を検討している読者は、ぜひ安心してほしい。
MacBookとの同時購入に!
携帯用と据置用で分けるのもオススメ!
本製品はWindows、Mac両対応のドッキングステーションであり、用途は紹介したものに限られるわけではないが、MacBook、また、最近アップデートしてやはりUSB Type-Aを搭載しなくなったMacBook Proと合わせ買いするアダプターとして、非常にいい選択肢ではないだろうか。
MacBookに限らず、USB Type-Cに合わせて周辺機器もすべて整えようと思うと、数万円単位の出費になってしまうケースが多いだろう。5000円以下の出費で、これまで使ってきた周辺機器をそのまま流用できるだけでなく、LAN、またはHDMIという付加価値も得ることができるこの製品。携帯用、据置用問わず、PCで作業する可能性のある場所には常備しておきたい。
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