真上からの撮影も便利な「簡易スタジオ」
もう少し大きなサイズの撮影ボックスがほしいと思い、その日の内にネットを探していたら、知人からアマゾンで販売しているもう2周りほど大きな「簡易スタジオ」という表現の撮影ボックスを紹介された。
ほぼ撮影ボックスの3倍ほどの価格の簡易スタジオの組立時のサイズは、幅43×奥行き45×高さ44cmと、撮影ボックスとの体積比では約6倍の大きさだ。しかも簡易袋的な収納ケースではなく、持ち手の付いたジッパーケースが付属する。
付属品は途中にオン/オフスイッチの付属した給電用microUSBケーブルとバックスクリーンが4色(白・赤・緑・黒)だ。
サイズが大きい分、重量も重く、前述の撮影ボックスが拡張展開時の固定に簡易なマグネットを使用していたのに対し、簡易スタジオでは、強力な金属製のスナップボタンによる固定方式を採用している。
マグネットのような簡便さはなく、3枚のPVC板を固定するにも多少の力とコツが必要だが、このサイズと重量ではマグネットによる固定は無理だろう。
こういう配置を真上から撮影することは意外と不都合な条件があって面倒だ
大きな簡易スタジオの素晴らしいのは、サイズの余裕だけではない。一番便利なのは、天板中央に開けられた丸い穴だ。
不要時はベルクロでフタを閉めておき、真上から被写体を撮影したい時は丸板を取り除いて最高の位置から撮影することが可能だ。
このお陰で、必要だけど不要な影を被写体に落とす天井光の引き起こす数々の呪縛から逃れることができた。
そんなことも含めて、撮影ボックスよりはこちらの簡易スタジオの方が、撮影者のカメラ位置の柔軟性は確実に一段上だ。

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