LEDとサウンド、Thunderbolt 3にこだわるGIGABYTEのZ270マザー
2017年01月28日 12時00分更新
本特集では、4大マザーボードメーカーのZ270マザーボードの特徴と代表的なモデルを紹介している。今回はGIGABYTEを取り上げる。
伝統とアグレッシブな姿勢を兼ね備える
GIGABYTE
最近ではBRIXブランドのベアボーンPCやビデオカードなどでも活躍が目立つGIGABYTEだが、マザーボードでは特に古くから日本市場をリードしてきた老舗メーカーだ。
その実績は枚挙にいとまがないが、中でも2011年に投入したG1シリーズの功績は大きい。それまでは漠然とひとくくりにされがちだった「ゲーミング」と「オーバークロッキング」を切り分け、リアルゲーマーに訴求する方向性を定めたことは、その後の各社の展開に大きな影響を与えている。
また、近年ではいちはやく内蔵GPUでHDMI 2.0出力を可能にしたり、ミドルレンジクラスのモデルにもThunderbolt 3やUSB PDを積極導入するなど、テクノロジー的な部分でもアグレッシブな姿勢が目立つ。
さて、同社は、Intel 200シリーズのローンチにともない、ハイエンドのゲーミングブランドとして新たに「AORUS」シリーズを新設した。このAORUSには、すでにノートPCやキーボード、マウスなどの周辺機器などをラインナップしている。今回、マザーボードを統合し、ゲーミングの総合ブランドとして発展させていくようだ。
同社の200シリーズのラインナップは、このAORUSに加えて、メインストリームのゲーミングシリーズである「Gaming」、スタンダードの「Ultra Durable」とともに、3シリーズのラインナップで展開する。
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