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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第67回

空間を活かせそうなPCサラウンド「Sound Blaster X KATANA」

2017年01月17日 12時00分更新

文● 織野至

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音は広がりがあり、ゲームや映画観賞向け

 PC接続時は専用アプリケーションの「Sound Blaster Connect」をインストールしていない状態でもUSBオーディオデバイスとして認識される。

 そのままでも広がりがあり、リスニング用として十分な性能を持っている。出音はバランス重点な感じだが、Sound Blaster Connectで好みに応じて調整可能だ。

 Sound Blaster Connectは、ライティングシステム(Aurora Reactive)へのアクセスだけでなく、「EQ」や「BlasterX Acoustic Engine」「Dolby Audio」といった音響などの設定も行なえる。

 プリセットも多く用意されているので、ひと通りチェックしてみてから、BlasterX Acoustic Engineにある「Crystalzer」やDolby Audioを試してみるといいだろう。Immersionで広がり具合も調整できると、柔軟な設定が可能だ。

メイン画面。項目は多いのだが、設定項目が分かりやすいため、マニュアルを読むよりは、試したほうが早い

メイン画面。項目は多いのだが、設定項目が分かりやすいため、マニュアルを読むよりは、試したほうが早い

Dolby Auidoの調整はシンプル

Dolby Auidoの調整はシンプル

Aurora Reactiveライティングシステムは豊富で、ゲームプレイ向け。もちろん、オフにもできる

Aurora Reactiveライティングシステムは豊富で、ゲームプレイ向け。もちろん、オフにもできる

ボイスチャット向け機能としてはノイズリダクションが用意されている

ボイスチャット向け機能としてはノイズリダクションが用意されている

EQは10バンド

EQは10バンド

地味なところだが、入力を切り換えた場合、選択している入力系統が表示される

地味なところだが、入力を切り換えた場合、選択している入力系統が表示される

スピーカーの置き場に困っているが音は譲れない人向け

 たとえば狭い机に大型ディスプレーを設置していたり、マルチモニター環境下でスピーカーの置き場に困っている場合に、ちょうどいい周辺機器だ。

 入力傾向も豊富で、PCだけでなく、ゲーム機も混在させられるほか、外付けストレージの音源も読み込めるので小便利である。

 また夜間モードもあるため、ヘッドフォンが苦手な人にもちょうどいい製品だといえるだろう。音質を気にしつつ、設置場所を解決したいのであれば、本製品をチェックしてみよう。

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