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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第66回

VR用フットペダル「3D RUDDER」は普段のPC使いでもイカス多入力っぷり!

2016年12月20日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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ゲームなどをより感覚的に操作できる

両足を載せるスタイルが基本。椅子の高さと形状によっては、ややバランスが取りにくくなるので、クッションなどを挟みつつ、自分の体と対話しよう

両足を載せるスタイルが基本。椅子の高さと形状によっては、ややバランスが取りにくくなるので、クッションなどを挟みつつ、自分の体と対話しよう

前後左右の入力だけならば片足でもOK。ただし、旋回や上昇・下降入力はオフにしておく必要がある

前後左右の入力だけならば片足でもOK。ただし、旋回や上昇・下降入力はオフにしておく必要がある

 操作感を見ていこう。前進したい場合は、3D RUDDERを前に倒す、後ろに下がりたい場合は、後ろに倒す。WASD移動を足で行なうようなことが基本になる。

 また、横軸の移動は水平を保ったまま、3D RUDDERを旋回。Z軸の変更はアップは、右カカトと左つま先に力を入れる、ダウンは右つま先と左かかとに力を入れるといった具合だ。

 慣れが必要なのはアップダウンだが、先述の設定アプリケーションでセンサー感度を調整しながらがいいだろう。

 また、複合操作も可能であり、前進しながら視界を横にシフトしつつ、上昇といったことも可能と、滑らかな操作も実現している。

 なお、初期動作時点で足の自動検出、自動調整が行なわれるため、キャリブレーションはあまり意識しなくてもいい。

 さて、Windowsの標準ドライバで動作するということは、ジョイステックの操作をキーボード命令に変換するユーティリティーソフト「Joy2Key」も使用可能であり、ショートカットの入力を割り当てられる。

 前後左右に倒す操作だけでも4つと、これまでのフットペダルよりも入力数が多く、また倒すだけでいいため、足を動かすのも最小限にできる。

 もちろん、旋回操作にも入力を割り振れるため、これまでのフットペダルでは足りないと感じていた人にもオススメだ。

興味のある方は店頭でまずはトライ!

 VR HMD同様、体験してみないと良さと相性がわかりにくい問題がある。独特の入力感がその大きな要因だが、慣れることができると感じたのであれば、多入力が可能なフットペダルとして活用できるし、もちろん、ゲーム用としても活躍してくれる。

 新手の製品なので戸惑う部分は確かにあるのだが、そこを自分なりに開拓し、操作環境を構築していけるのであれば、要チェックの周辺機器だ。

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