広角でぐぐっと近寄って撮ると仲よさそうな親近感のある写真になるし、望遠で離れて撮るとちょっと遠くからそっと覗き見してるような見守ってるような写真になる。
今回はそんな望遠で撮った写真から顔のアップ特集。
まず望遠ならではのそっとのぞき見たような写真がこちら。
わざと手前に大きくぼかした葉っぱを入れてみた。
バレずにそっと見守ってる感じがでてるでしょ。
これ、高倍率ズームのコンデジで撮影。デジタル一眼だと望遠レンズを携帯してないとこういうシーンにあってもアップが撮れないけど、高倍率ズームのコンデジだと一瞬の判断で撮れる。
こういうことが時々あるから、多少かさばるし高価だけど、高倍率ズームレンズを持ったレンズ一体型カメラが欲しくなるのだよねえ。
パナソニックの高倍率ズーム機「FZ300」で、顔のアップシリーズ。
猫がいっぱいいる公園があったのでベンチにカメラバッグを置いて猫を撮ってたら、ほかの猫がカメラバッグの上に陣取って、舐めはじめたのである。おいしいのか? それ。
今コンデジで最強の超望遠カメラといえば、ニコンの「COOLPIX P900」。83倍ズームである。もう何がなんだかわからないくらいのズーム。
普通の望遠ズームだとこのくらい。650mm相当。
でもP900は2000mm相当までいくのである。ここからさらにぐぐっと伸びて顔のアップまで。
この子猫、警戒心が強くて近づかせてくれなかったのだけど、超望遠カメラならここまで寄れるのである。
ついでにこのカメラ、ペットモードで撮るとペットの顔を検出した瞬間に自動的に撮影してくれる。面白い機能付きである。まあシャッターは自分で押したいので使うかどうかは微妙だけど、時にはこういう一点突破型の超個性派カメラがあってもいい。
この連載の記事
-
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! -
第859回
デジカメ
富士フイルム「X100VI」は発売前から大人気! 歴代「X100シリーズ」で撮った猫写真を集めてみた -
第858回
デジカメ
ぱぱっと設定できて程良い距離感で猫が撮れる! 富士フイルム「X100VI」は楽しい趣味カメラだ -
第857回
デジカメ
噛んだり、テレビを見たり、眠ったり……うちの黒猫ミルならではの瞬間を狙ってみた -
第856回
デジカメ
望遠に強い「OM SYSTEM OM-1 Mark II」+100-400mmレンズで寝ている猫を“どアップ”で撮影 -
第855回
デジカメ
ロゴが「OM SYSTEM」に変わった「OM-1 Mark II」を持って早速猫撮影へ -
第854回
デジカメ
カシオとオリンパスの約10年前のハイエンドコンデジをポケットに入れて猫撮影に出かけた - この連載の一覧へ