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COMPUTEX TAIPEI 2016レポート 第4回

オリジナルファンのGTX 1080やR.O.G10周年記念モデルも

ASUSが自作PCを変える!? 新規格を採用した『ROG AVALON』をCOMPUTEXで披露

2016年05月31日 03時50分更新

文● ジサトラショータ

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 ASUSは5月30日、COMPUTEX TAIPEI 2016に先駆けてプレスカンファレンスを開催。PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けブランドR.O.Gシリーズに関する新製品発表会で、新規格を採用したモジュール志向の自作PC「ROG AVALON」などを発表した。

バックパネルがモジュール式に!?
要注目の新型自作PC「ROG AVALON」

『ROG AVALON』

 ROG AVALONは、ATXやMini-ITXといった既存のマザーボードのフォームファクターに縛られない独自の規格を採用。I/Oインターフェースのあるフロント・バックパネルやストレージ用のトレイがモジュール化されており、各モジュールはケーブルフリーで接続できるとしている。

「ROG AVALON」の試作機。一見、Mini-ITXのPCケースのような外見

マザーボードにあたる部分が立体構造になり、SSDトレイやバックパネル部などをケーブルレスで接続する。マザー部分にはCPUソケットとメモリースロットが確認できる

公開されていたモジュールの一部

 また、PCケースは左右のブロックが開閉する独自の設計となっており、ボタン一つでケースが開き、内部にアクセス可能。左右ブロックにはGPUなどが収納されるとのこと。空冷・水冷両対応で、会場にあった試作機は水冷と空冷の両方が展示されていた。

会場の試作機

水冷システムの導入も可能

フロントにあるストレージ用トレイ

 発表および展示されたモデルはあくまでプロトタイプということで、発売日や価格は未定。自作PCの新たなスタンダードとなるのか、今後の発表に期待だ。

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