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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第111回

ぎょうざクラウドファンディング キター!!

390円でぎょうざ食べ放題!神田「炎麻堂」太っ腹プロジェクト

2016年05月30日 11時00分更新

文● ナベコ 撮影●高橋智 食べた人●ナベココジマ

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 3000円出資すると“390円でぎょうざが食べ放題になる権利”を得られます。来年6月末まで何回でもぎょうざが食べ放題です。同伴者も390円で食べ放題です。何人でも食べ放題です。

「炎麻堂 神田店」が食べ放題会員を募集中

 くりかえします、ぎょうざが食べ放題です。

 中華料理の「炎麻堂」(えんまどう)神田店ではただいま、“ぎょうざ食べ放題会員権”を支援者へのリターンに掲げたクラウドファンディングプロジェクトを、Makuakeで実行中。

それってお店的には大丈夫なの? という太っ腹なクラウドファンディングを実行中なのは、炎麻堂 神田店。神田駅東口徒歩1分のところにあります。

 通常であれば、炎麻堂ではぎょうざ食べ放題は実施していません。クラウドファンディング限定です。

 食べ放題会員になれば、一回の来店ごとに390円を支払うだけで、対象の焼きぎょうざが食べ放題。制限時間は90分間。同伴者も同じく390円で食べ放題できるというのだから、ずいぶんお得感がありますね。

ぎょうざが390円で食べ放題に! クラウドファンディングのMakuake限定。

 支援コースは3000円から。会員の期限は今年7月から2017年6月末までの1年間ではありますが、東京・神田のお店に通うのが無理ない場所にお住まいで、それなりに量を食べる自信がある人であれば、もとをとるのは簡単でしょう。

 ぎょうざ好きとしては、注目せざるを得ないプロジェクトなのです。

食べ放題でぎょうざを何個食べられるか!?

 気になるのは、食べ放題でぎょうざを何個食べられるか、というところ。

ぎょうざって本気になるといくつ食べられるものでしょうか!?

 ぎょうざであればスゴク重いわけでもないのでいくつでも食べられそう、なんてことを私は思っていましたが、実際に食べ放題に挑戦したことは今までありません(ぎょうざ食べ放題をやっているところなんてめったにないですし)。

 そこで炎麻堂にお願いして、ひと足早くぎょうざの食べ放題を体験させてもらいました。

 挑戦したのは、肉好き記者である私ナベコと、アスキージャンク部で日ごろ食いしん坊記事をあげているコジマです。

編集部から私ナベコ(左)とコジマさん(右)が挑戦。このプロジェクトをはじめて知った時、たったの390円で本当に食べ放題していいものかと、ふたりとも目を疑いました。

 同じ部署に在籍して座っている席もはすむかいでありますが、私とコジマは実はライバル。だって同じグルメ系の記事を担当しているんですよ。そこはイニシアチブのとりあいですよ。

 それぞれ、いったいいくつぎょうざが食べられるか。ガチ勝負です!

食べ放題とあなどるなかれ、ぎょうざマジ美味

 さっそく、ぎょうざをひとり2皿ずつ注文しました。1皿につき大きめなぎょうざが5個並んでいますね。

食べ放題で1回に注文できるのは、ひとりにつき最大2皿ということです。

 なお、食べ放題料金である390円は、通常ぎょうざ1皿の価格。最低2皿食べられれば、当日の料金のもとはとれますね。

 さて、食べ放題で食べられるぎょうざは2種類。「焼きぎょうざ」の“もちもち皮”、“パリパリ皮”。中身のあんは変わりません。

焼きぎょうざ パリパリ皮。

 パリパリ皮から食べてみましたよ。

 「ふおおおおお!! これおいしい!」

 皮が薄くてパリッと。羽根もあって、とても軽い食感です。味は豚肉のジューシーさがしっかり出ていて、タレをつけなくても大丈夫。タケノコのようなサクッとした食感があるのが魅惑です。

ビールに…

合うっ!! 生ビール中ジョッキは490円。

 後味はさっぱり。というのも、実はぎょうざにニラやニンニクが入っていなんですよ。いわゆる“ぎょうざ臭さ”がない。それでも食べごたえをしっかり感じるのは、食感のおかげのような。

 タケノコのようで、もう少し軽やかな……。

 ふしぎな食感の正体は、“クワイ”という中華によく使われる食材でした。ぎょうざに使われているって珍しいです!

 心地よい食感や食べごたえが出せて、肉の脂感も受け止めてくれる。これが炎麻堂のこだわりなのですね。

焼きぎょうざ もちもち皮

 もちもちのぎょうざは、皮がしっかり厚め。口に入れるとプリプリとした食感で、本格的な中華屋さんという感じがしました。

 パリパリ・もちもちの皮は、いずれも業界で知名度が高い製麺所「開化楼」と共同開発したもの。

 正直、食べ放題なので量をいくら食べられるか、というところに気を引かれて、ぎょうざの味については二の次でしたが、しっかりこだわりがあるおいしいものだったなんて。

 うれしいパンチを食らわされた感じでしたよ。

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